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東京メトロ社員が「忘れ物検索システム」悪用し現金着服

 東京メトロ(東京地下鉄株式会社)は7月19日、日比谷線上野駅の「お忘れ物総合取扱所」に勤務する男性社員(32)が忘れ物の検索システムを悪用し、駅に届けられた現金計2万円を着服したと発表した。

 今後、同社では社員を処分し、刑事告訴も検討するという。

 同社によると、社員は18日の勤務時間中に検索システムを使い、忘れ物として券売機の釣りなどが届いた5駅を把握。勤務後の同日夜、持ち主を装って、丸ノ内線東京駅で5000円、千代田線二重橋前駅で1万円、日比谷線六本木駅で5000円の計2万円を着服した。その際には、身分を証明するため、東京メトロの社員証を提示していた。他の2駅では、未遂に終わった。

 対応時の話の内容に、あいまいな部分があったため、東京駅の駅員が報告。「お忘れ物総合取扱所」が、19日に社員を追及したところ、着服の事実を認めた。社員は「旅行に行くカネがほしかった」と話したという。

 同社では社員約8700人のうち、駅員など約3000人がシステムにアクセスできるが、利用客の利便性を考慮し、システムの見直しは行わない。

 今月10日、同社では子会社の株式会社メトロアドエージェンシーの男性契約社員(31)が、丸の内線池袋駅で、客から預かった拾得物(現金2万円)を駅に届けず着服する不祥事が起きたばかり。

 相次ぐ社員による拾得物の着服に、同社は「拾得物の着服が短期間のうちに連続して発生したことを厳粛に受け止め、管理体制を再確認し、管理の厳正を徹底するとともに、グループ会社を含めた社員への再教育を行うことを決定し、速やかに実施することといたしました」とコメントしている。
(蔵元英二)

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