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PC遠隔操作ウイルス事件の犯人逮捕でクローズアップされた“のまネコ騒動”とは?

 4人の男性が誤認逮捕されるなど捜査が難航していたパソコン遠隔操作ウイルス事件で10日、東京都江東区在住の会社員・片山祐輔容疑者が警視庁合同捜査本部に威力業務妨害容疑で逮捕された。

 先月5日に神奈川県・江の島の猫の首輪から遠隔操作ウイルスのプログラムなどが入った記憶媒体のマイクロSDカードを発見し、猫のいた場所の近くにある防犯カメラの映像を解析したところ片山容疑者の関与が浮上したことが逮捕の決め手となったが、逮捕直前に片山容疑者は都内の「猫カフェ」を訪れるなど猫を溺愛。そして、逮捕後、05年にネット掲示板「2ちゃんねる」に大手レコード会社・エイベックスの松浦勝人社長らの殺害予告を書き込んだとして、脅迫容疑などで逮捕され実刑判決を受けていたことが判明したが、片山容疑者が書き込む原因とされているのが“のまネコ騒動”だ。

 「05年8月にモルドバ出身3人組・O-Zone(オゾン)のアルバム『恋のマイアヒ』がオリコン・アルバムチャート1位となったが、そのPVに登場する『のまネコ』なるキャラクターが2ちゃんねるの象徴的なアスキーアートで描かれたキャラクター・モナーに酷似。そのため、2ちゃんの住民が『パクリだ!』と激怒しのまネコの商標登録を強行しようとするエイベックスに対し、抗議電話や不買運動を呼び掛ける大騒動に発展。騒動が収束してからしばらくして、別件のネットへの殺害予告書き込みで逮捕されていた当時専門学校に通っていた片山容疑者が“のまネコ騒動”時の殺害予告の書き込みなどを供述して逮捕された」(芸能記者)

 エイベックスにすれば、片山容疑者の逮捕で“のまネコ騒動”が蒸し返され、ある意味とばっちりを受ける形となってしまった。

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