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長嶋一茂、政界オファー拒否を暴露“使い物にならない球界出身の政治家”は誰?

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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が、10月31日に放送された『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(フジテレビ系)で、自身に政界オファーがあったことを明かし、「もちろんやりません。というよりできませんよ」と要請を固辞したことを語った。

 さらに一茂は、「プロ野球のOBでも政界進出している方たちがいますけど、使い物にならないじゃない?」と、過去の球界出身政治家を揶揄していたのだ。それらは一体誰なのだろうか?

「野球のOB議員として有名なのが元阪神タイガースの江本孟紀です。現役時代、『ベンチがアホやから』という暴言で引退に追い込まれるなど多くの伝説も残す名投手ですが、1992年に参議院議員に初当選し、政界入り。 スポーツの普及活動や教育問題などに奔走し、2001年には参議院の初代内閣委員長に就任するなど要職に就いています。その後、大阪府知事選に立候補。初のプロ野球出身知事の期待もありましたが、当時知事だった太田房江氏に完敗し、事実上政界から去っています」(芸能ライター)

 ちなみに江本はその知事の演説中、エルヴィス・プレスリーのLove Me Tenderをなぜか歌っていたという逸話も残されている。

 近鉄や巨人、横浜ベイスターズで活躍したのが野手の石井浩郎だ。13年間のプロ野球選手生活を退いた後、「もつ鍋屋」などを経営するも長くは続かず、次に求めたのが政界だった。2010年、地元・秋田の参議院選挙に自民党の公認で立候補し、当選。その後、現役時代でも人気の理由だった生真面目さが評価されたのか、次第に要職に昇りつめ、去年には自民党秋田県連の会長に就任している。

 「ただ、私生活では波瀾といいますか、過去2回離婚。一度目はシンガー・ソングライターの岡村孝子さんと、その9年後にはモデルと再婚したがまたまた離婚。現在はフリーアナウンサーと3度目の結婚を果たしました」(同)

 他の目立った選手としては、中畑清らがいるが、いずれも政界に打って出るも落選している。その中で1人、一茂と因縁のある相手がいた。

 「元巨人軍監督だった堀内恒夫です。2004年、2005年と監督を歴任しますが、結果はいずれもリーグ3位、5位と低迷。その堀内時代、球団代表補佐になったのが一茂です。弱い巨人に危機感を抱いた一茂は球団改革を唱え、現場介入の発言を繰り返したことで堀内を激怒させてしまったという話が残っています。そんな堀内は2010年、参議院議員通常選挙に、自由民主党からの出馬を表明しますが落選。だが3年後、繰り上げ当選の資格が生じ、初当選・初登院。スポーツの環境づくりを叫んでいましたが、その3年後の参議院議員通常選挙であえなく落選しています」

 一茂が言った相手が堀内なのかは分からないが、いずれにしても球界出身の総理や知事が出ることは、この先あるのだろうか。

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