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【週刊テレビ時評】「鍵のかかった部屋」がドラマのトップ! 清原和博も出演した「とんねるずのスポーツ王」も高視聴率

 先週は4つのドラマが最終回を迎え、すべての春ドラマが終了した。

 初回から好視聴率を挙げていた大野智主演「鍵のかかった部屋」(フジテレビ系列=月曜日午後9時〜)最終話(第11話=6月25日)は17.5%(以下、視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)で、全話の平均視聴率は16.0%だった。これは、中居正広主演「ATARU」(TBS系列=日曜日午後9時〜)の平均視聴率15.6%を0.4ポイント上回り、春ドラマでトップとなった。

 堺雅人主演「リーガルハイ」(フジテレビ系列=火曜日午後9時〜)最終話(第11話=6月26日)は13.4%で、平均視聴率は12.5%。佐々木蔵之介主演「ハンチョウ〜警視庁安積班」(TBS系列=月曜日午後8時〜)最終話(全11話=6月25日)は11.2%で、平均視聴率は11.2%。錦戸亮主演「パパドル!」(TBS系列=木曜日午後9時〜)最終話(全10話=6月28日)は7.9%で、平均視聴率は8.2%だった。

 春ドラマの平均視聴率ベスト5は、(1)「鍵のかかった部屋」=16.0%、(2)「ATARU」=15.6%、(3)「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語」(草なぎ剛主演=フジテレビ系列)=13.0%、(4)「三毛猫ホームズの推理」(相葉雅紀主演=日本テレビ系列)=12.8%、(5)「リーガルハイ」=12.5%で、上位4位までをジャニーズ系タレントの主演ドラマで占めた。錦戸はコケたが、ジャニーズの強さを改めて知らしめる結果となった。

 7月1日、フジテレビは早くも、夏ドラマ「ドラマチックサンデー〜ビューティフルレイン」(豊川悦司/芦田愛菜主演=日曜日午後9時〜)の放送を開始。30分拡大でオンエアされた初回は12.9%をマーク。芦田が主演し、最終話で最高視聴率23.9%(全話平均=15.8%)を記録した同枠の「マルモのおきて」(11年4月期)の初回視聴率11.6%を上回った。

 同枠の前作は、いうまでもなく8話で打ち切りとなった「家族のうた」(オダギリ・ジョー主演)で、平均視聴率3.9%だった。これは、00年以降にプライム帯(午後7時〜11時)に放送された民放地上波(テレビ東京を除く)の連続ドラマのなかで、最低の平均視聴率に終わった。前々作の「早海さんと呼ばれる日」(松下奈緒主演)も平均視聴率で、同時間帯のTBS系列「運命の人」(本木雅弘主演)に敗れており、フジとしてはなんとしても、芦田で巻き返しを図りたいところだ。

 また、6月29日に逝去した俳優・地井武男さんの遺作となった緊急追悼番組「土曜ワイド劇場〜大崎郁三の事件散歩」(テレビ朝日系列=6月30日土曜日午後9時〜11時6分)は、急な放送で告知が行き届かなかったにもかかわらず、16.0%の好視聴率を記録。故人がいかに、視聴者から親しまれていたかを改めて示した。

 清原和博らが出演した「とんねるずのスポーツ王は俺だ! 真夏の猛特訓スペシャル」(テレビ朝日系列=1日日曜日午後9時〜11時49分)は、18.5%の高い数字をマーク。

 6月26日火曜日の「報道ステーション」(テレビ朝日系列=午後9時54分〜)は、同日に衆議院本会議で消費増税法案が採決された影響か、民放の報道番組としては異例の17.4%という高い視聴率を記録した。
(坂本太郎)

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