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脱税疑惑に怒り心頭でも当局が関心を寄せるGACKT

 先日、側近とも言える関係者3人が東京地検特捜部に脱税容疑で逮捕されたミュージシャンのGACKTが15日、自身のブログで自身に向けられた脱税や横領疑惑報道について怒りをあらわにした。

 おととし8月末、GACKTの自宅や所属事務所がマルサ(=東京国税局査察部)に大規模な家宅捜索を受けて以来、GACKTの脱税疑惑が報じられ、逮捕説も流れるなどしていたが、結局、逮捕されたのはファンクラブの運営会社社長らだった。

 それを受け、同日付のブログでGACKTは、「今回のコトでボクに嫌疑が掛けられていたわけじゃないってことは明白になったろう?」と“潔白”を主張。疑惑をあおったメディアに対し「本当に頭を冷やして欲しいもんだ。一度、滝に打たれてこい!」と怒りをあらあらわにした。

 さらに、脱税疑惑と同時期に報じられた震災義援金の横領疑惑の報道についても触れ、「募金を使い込んだというならば詐欺事件だろう。国税局ではなく警察が捜査するはずだろ? こんなこと、ちょっと考えればわかることなのに」と苦言を呈し、「ハッキリと言っておく。『東日本大震災の義援金』で警察や国税局が調査した事実はない」、「義援金を詐欺したなんて事実はない!!」、「警察、国税局に嫌疑をかけられたことも無〜〜〜〜い!!」などと否定した。

 しかし、逮捕された3人は側近だっただけに、GACKT「知らぬ存ぜぬ」では済まされないようで、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、脱税を原資に毎年多額の金が暴力団に流れていた可能性があり、地検の捜査が落ち着いた段階で警視庁組織犯罪対策部の仕切りで捜査が進められることになっているため、GACKTの交友関係が徹底的に表れることになりそうだというのだ。

 「GACKTの“黒い交際”は以前から知られていただけに当局が非常に関心を寄せていた。それを知ってか、昨年からマレーシア移住計画を進めているという報道もあった」(週刊誌記者)

 5月3日からはGACKTが出演する、北川景子主演の映画「悪夢ちゃん」が公開されるが、関係者はGACKTにヒヤヒヤさせられているに違いない。
 

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