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うつ病治療告白のいしだ壱成、数奇な運命に同情の声も

 俳優のいしだ壱成が『女性セブン』(小学館)および同誌のニュースサイトのインタビューにおいて、近況を語り話題となっている。いしだは2018年4月に女優の飯村貴子と結婚し、9月には長女も誕生している。現在は北陸地方の家賃4万円ほどのアパートで1家3人で暮らしているようだ。さらに、うつ病の治療中であるとも告白した。

 いしだといえば、昨年末にのちに結婚する24歳年下の彼女である飯村との交際ネタでバラエティ番組に出演し、プチブレークを果たしていた。だが、年度末から体調不良を理由に休養し、芸能界への本格的な復帰はかなっていない。そこには上記の記事にある「うつ病治療」が関係していたのだろう。現在は回復傾向にあるようだ。

 これを受け、ネット上では「いしだ壱成は繊細そうだから無理しないでもらいたいわ」「今は子どももいるんだし、ゆっくりして欲しい」といった本人をおもんぱかる声が聞かれた。そもそもいしだは、根っからのマイペース、自由人気質といえる。

 いしだは1974年生まれ。父親は俳優の石田純一、母親は作家、翻訳家の星川まりである。いしだが3歳の時に両親が離婚し、以降は母親の手で育てられる。幼少期は国内外のヒッピーコミュニティを転々としていた。

 1991年に石田純一の隠し子として話題になり、翌1992年にテレビドラマ『悲しいほどお天気』(フジテレビ系)においてデビューを果たす。中性的なルックスが話題となり、武田真治らと並んで「フェミ男」ブームをになう。以降、数多くのドラマに出演する。特に『未成年』『聖者の行進』(TBS系)など野島伸司脚本のドラマは話題となった。俳優ばかりではなくミュージシャンとしても活躍した。

 だが人気絶頂だった2001年に大麻・LSDなどのドラッグ所持で逮捕され執行猶予付きの判決をつける。さらに一般女性との二股交際なども発覚し、「自由すぎる生き方」が物議を呼び起こすこともあった。最近でも、5月にツイッター上で、自身のハゲ容姿をイジる一般人の発言に激怒する場面も見られた。何かとお騒がせな要素がある人物といえる。

 ネット上では「24歳年下の奥さんがしっかり者みたいだし、これでいいんでは」「東京にいない方が変な誘惑もなくてよさそう」といった声も聞かれた。今はゆっくりと療養に努めてもらい、再びテレビで彼の姿が見られる日を待ちたいところだ。

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