吉本を事実上クビになった入江は、現在もマスコミに追い回されており、かなり落ち込んでいるという。だからといって、いつまでもふさぎ込んでいるわけにもいかない。
「入江は“5000人の友達”がいることを武器にしていました。今回の騒動で離れていった人もいますが、それでもまだまだ知り合いは多く、各界にコネクションがあります。シロ、クロ、グレーを含めると、芸人の営業先はいっぱい持っています。そこで食えない芸人を集め、営業を中心とした芸能プロダクション設立を視野に入れているとか」(芸能関係者)
吉本という“金看板”を失った以上、入江にどれだけコネクションがあっても厳しいことが予想されるが、それでも成功する余地は十分にあるという。
「吉本はレギュラー番組を持っているトップを除いて、ほとんどの芸人の生活は厳しい。過去に一発当てた芸人ですら、闇営業なしでは暮らしていけないといわれています。基本的に何もしてくれないにもかかわらず、取り分だけはキッチリと抜く吉本に不信感を募らせる芸人も多い。意外なことですが、入江のもとに大量に流れる可能性はあると思いますよ」(テレビ局関係者)
食えない芸人たちにとって、入江の魅力はやはりその営業力だ。今の時代、テレビに出たところでギャラは驚くほど安く、それならば多少グレーでも営業をこなして稼いだ方がいい、と考えてもおかしくない。
「入江は全くガメつくなく、ギャラの取り分も吉本よりもかなり上げるでしょう。それに入江が会社の代表として取って来た営業となれば、それは“闇”ではなく、芸人たちも堂々と行ける。早くも内々で入江に相談したいと芸人が殺到しているとか」(前出の芸能関係者)
入江はその才能を生かし、芸能プロダクション社長として奇跡のカムバックを果たすかもしれない。