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ケンカ屋・橋下徹が「希望の党」殴り込み政界復帰してくるぞ!(1)

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提供:週刊実話

 先頃の衆院選で自ら率いる希望の党が大敗を喫し、猛バッシングを受ける小池百合子代表だが、その小池氏を一貫して擁護し続けているのが、橋下徹前大阪市長だ。永田町界隈では、こうした動きに、「橋下氏は政界進出を睨み、小池氏とタッグを組んで希望の党の立て直しを図るつもりだ」との見方が強まっている。

 そもそも、衆院選前から橋下氏の小池支持発言は見え始めていたが、選挙後はさらにエスカレート。特にツイッターでの攻勢を強めている。
 「橋下氏の主張の根っ子は、右派と左派が混在する民進党が最大野党として存在していたことが、健全な二大政党制の確立を阻む最大のガンだった、という点。さらに今回、民進党を解党して立憲民主党+共産党という構図に追いやり、その存在を浮き彫りにしたのは結果として素晴らしいことだと、小池氏と前原誠司民進党代表の功績を褒めちぎっている」(全国紙政治部記者)

 橋下氏は返す刀で、小池批判に転じる希望の党議員らを「ろくでもない国会議員が多すぎる」と罵倒。
 「自分たちがなぜ今、国会議員でいられるのかという立場を客観視できないのかということ。民進党から移った議員たちは、そのまま残っていれば生き残れることはなく、小池氏の看板を得たからこそ当選できたのではないか。それを理解できずに、小池氏を批判することは筋違いだと言っている。相当な勢いの怒りツイートでしたが、それによって注目されることを意識したかのような内容でもありました」(同)
 その“怒り”の矛先は、かつて自ら作り上げた、日本維新の会議員にも及んだ。同会が衆院選で苦戦した原因は松井一郎代表だとし、代表選の開催を唱えた丸山穂高氏に対して、同じようにツイッターで「言葉遣いから学べ、ボケ!」とかましたのだ。

 いずれにせよ、このところ橋下氏の政界への発言は全開状態。その背景と狙いは、どこにあるのか。
 小池氏周辺関係者の話。
 「橋下氏が小池氏と極秘会談を重ね、知恵を絞り、激励していたのは、選挙前からだったようす。つまり、今回の動きの中で、希望の党の民進党議員の受け入れと、その移籍に当たっての選別、イコール排除については、小池、前原、そして橋下氏の話し合いで決まっていたという見方ができる。その取り決めの最中に橋下氏がしきりに言っていた“排除”という言葉を、小池氏は公の場で思わず口にしてしまったのではないか。さもありなんです」

 さらに、この関係者によれば、希望の党は当初から大量議席は鼻から狙っていなかったというのだ。
 「もちろん、あわよくば政権をひっくり返したいという思いはあった。しかし、最初から、そんなに簡単に事が運ぶほど甘くはないことも十分に分かっている。そんな中、衆院選の最大のターゲットは自民党ではなく、右も左も中道もゴッタ煮状態だった民進党をバラバラにすることだった。そうしなければ、まっとうな政治は取り戻せないというのが、解散前の三者の共通認識だったのです」(同)

 橋下氏周辺関係者が続ける。
 「第一段階の最大目標だった民進党解体は、計画通り完全に成功したと言える。今は、その余波として、参院に民進党が残ったり、中には、もう一度民進党の再結集を、という議員の声もある。しかし、それは世論が許さないし、許すはずもない。まあ、橋下氏がツイッターで一部の希望の党議員や維新の議員を猛烈批判しているのは、当初から掲げていた本当の目標を達成したことで、テンションが上がりまくっていたための発言という話もある」

 これらが事実とすれば、先読みの凄まじさは震撼させられるものがある。では、その“第一段階”を突破した次はどうなるのか。それに対し橋下周辺関係者は即座に、「予想以上に失速した希望の党の立て直しですよ」と語る。
 「橋下氏は日本維新の会の法律顧問を辞任しましたが、今度は希望の党の法律顧問兼政策アドバイザーという形で、小池氏をバックアップするという情報がある。その次は、希望と維新の合流を、年内中に模索するという流れになる」(同)

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