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まさかの二階派入り、細野元環境相につきまとう『モナ男』イメージ【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】

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山本モナ

 自民党の静岡県選出国会議員は6日、党本部で会合を開き、無所属の細野豪志元環境相が同党二階派入りしたことを受けて、今後の対応を協議した。出席者は、同選挙区支部長を務め、細野氏と競合する吉川赳元衆院議員を支援していくことを確認。会合には、二階派の勝俣孝明衆院議員も出席したが、異論を唱えることはなかったようだ。細野氏が無所属のまま自民党二階派入りした波紋は与野党に広がっている。

 民進党“次世代のエース”と言われた細野氏だが、2017年8月に離党届を提出。「裸一貫、1人で立ち上がる決意をした」と新党結成を打ち出してから1年半の月日が流れた。民主党政権では原発事故担当相や環境相を歴任し、党務でも幹事長や政調会長を務めた経歴の持ち主である。

 さぞかし有能な政治家である一方、“見事な”スキャンダルがいまだに付きまとう細野氏。そのワケは撮られた写真と元フリーアナウンサーの山本モナにあった。

 2006年9月、民主党随一のイケメンと評判だった細野氏は、党の政策調査会長代理を務めていたのだが、山本との不倫が『フライデー』(講談社)に報じられた。すでに妻子がいた細野氏は、都内での路上キスを激写された。不倫の決定的な証拠を残し、政治家としての脇の甘さを見せてしまった。

 掲載された写真は、都内のレストランで食事を終えて出てきた2人の姿を捉えたもの。千載一遇の“路チュー”写真は、被写体がスタイルのいい美男美女ということもあり、まるで映画のポスターにも勝るとも劣らない“見事な”仕上がりだった。以降、“路チュー”写真の代名詞となり、2人の組み合わせは何かと“つきもの”になってしまったのだ。

 当然その代償も大きかった。細野氏はスキャンダル発覚後、内閣府特命担当大臣や環境大臣など全ての党役職を辞任。だが、選挙区では妻同伴のおわび行脚でピンチをしのぎ、なんとか復権した。政治家の妻としては寛容さを演じ同情も得たのだが、“路チュー”を激写されたこの日は、当時小学1年生になる娘の運動会の日でもあったためか、支援者のお怒りは相当なものだったという。

 「不倫報道後、細野氏はアイスの商品名『モナ王』をもじって『モナ男』と揶揄され、政治に興味のない有権者からの知名度がアップしたという。さらには、娘の運動会の日に不倫が発覚し、意欲的な政治パフォーマンスも『モナ男運動会』と言われる始末だったようだ。“先生方”の女性関係は暗黙の了解とは言えども、年頃の娘からしたら、父親のいかがわしい行為はさぞかし大きな傷を残しただろう。また、議員の不倫スキャンダルが噴出するたびに、必ずといっていいほど食らう“飛び火”には苦悩し続けたという」(芸能関係者)

 一方、大阪のテレビ局を退社してフリーとなり上京した山本は、リニューアルしたての報道番組『筑紫哲也 NEWS23』(TBS系)のキャスターの座に就いた。地方局出身のフリーアナウンサーがいきなり看板報道番組に抜擢されることなど、そうそうあることではない。山本は期待された存在だった。

 だが、“議員との不倫”で山本が中立的な視点で報道できなくなる、という指摘から批判の声が上がり、わずか5日の出演で番組を降板。2011年7月に放送された『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(フジテレビ系)のコーナー、「山本モナが最後の告白!週刊誌も知らなかった女子アナ&男&金」で山本は当時を振り返り、「落ち込んでホテルの窓から飛び降りようと思ったこともある」と衝撃の告白をした。

 スキャンダル経験者という点では「二階派に向いている」といえるかもしれない細野氏は、果たして“渾身の一枚”から解放される日が来るのだろうか。おそらく、次の時代へと引き継がれるであろう。

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