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AKB48 バラエティ枠で地方からの移籍組が台頭

 アイドルグループ、AKB48の“バラエティ枠”で地方からの移籍組である二人のメンバーの活躍が目立っている。

 これまでのAKB48のバラエティ班は一期生の峯岸みなみを筆頭に、HKT48へ移籍した指原莉乃などが中心であった。その後は、テレビ番組で公開体重測定をした島田晴香、「めちゃイケ」(フジテレビ)での活躍で話題になった川栄李奈などの名前が挙がっている。しかし、この二人と峯岸、指原には決定的な違いがある。

 「島田、川栄はどちらかといえばイジられキャラ。峯岸、指原のように自分たちで展開できる力を持っているメンバーの育成は、今後の劇場公演やコンサートを考える上で、AKB48にとって急務だった」(アイドルライター)

 そんな中、注目を集めているのが、NMB48から移籍してきた小笠原茉由とHKT48から移籍してきた中西智代梨だ。二人とも各グループの一期生であり、結成当初から試行錯誤を重ねながら、バラエティ班として活動。各グループでは、MCの主力として活躍していた。「この二人は、AKB48のMCを立て直すために一本釣りされた感じでしょう」(同)

 小笠原は、高橋みなみや渡辺麻友など、地方グループのメンバーがイジりにくい主力のモノマネを本人の前で堂々と行って、ファンの間で話題になった。中西は、冠番組で他のメンバーがしり込みす中、積極的に手を挙げて立候補。番組が彼女の独壇場になることも少なくない。

 そんな二人は17日深夜に放送されたAKB48の冠番組「AKBINGO」(日本テレビ)で、ザリガニのはさみに鼻を挟ませるバツゲームを体験。番組でも、「アイドル界ではじめてではないか」とアナウンスされた。

 今後、この二人がさらに多くのAKB48とメンバーと交流を持ち、馴染むことができれば、AKB48のバラエティ枠も新しい時代に入るだろう。

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