【放送事故伝説】まさかの決断で放送中止!伝説的なテレビドラマとは……?

芸能ネタ 2019年03月02日 21時30分

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 2019年2月1日、俳優の新井浩文被告が女性へ暴行を働いたとして強制性交の疑いで逮捕され、これまで新井被告の出演していた作品の今後に関してが大きくクローズアップされた。新井被告が主演していた映画作品『善悪の屑』は公開ができない封印作品状態に。また、2019年6月に公開される予定だった映画『台風家族』については公開延期。2018年に放送された『今日から俺は!!』の第9話では、新井被告が出演していたシーンを、やべきょうすけを代役として撮り直し、DVDとして発売するという。

 このように出演者の不祥事によって、作品がお蔵入りになったり、未公開になることは決して珍しいことではないのだが、放送事故史を紐解いていくと、不祥事ではなく、逆に「喜ばしい出来事」によってテレビ放送が中止になるケースも存在する。

 「あっしには、かかわりのねえこって……」という決めセリフが有名なテレビ時代劇『木枯らし紋次郎』(フジテレビ系)。映画監督・市川崑が監修を行い、後に参議院議員となった俳優・中村敦夫が主演を務めたこの作品は、これまでの時代劇にはなかったニヒルな世界観を作り出し、時代劇に新しい風を与えた。

 さて、この『木枯らし紋次郎』だが、放送から20年が経過した1993年、2時間のスペシャルドラマ『帰って来た木枯し紋次郎』がフジテレビ系で制作された。メガホンはシリーズ監修を行っていた市川崑が取り、木枯らし紋次郎役の中村敦夫もそのまま続投となった。

 そして、何のトラブルも事件もなく無事に撮影は終了。第一号試写となり、フジテレビ局内で関係者を集めた小さな上映会が開かれた。

 しかし、この上映会の直後、『帰って来た木枯し紋次郎』は予定していたテレビ放送が突然中止になってしまう。その理由は……なんと「出来が良すぎた」から。

 『帰って来た木枯し紋次郎』の試写を広報室長はこの作品を見て、「出来上がりが良すぎて、地上波だけではもったいない。このまま映画として上映しよう」と決断し、完成から2か月後、東京都日比谷にある映画館で2週間の限定上映が決定してしまったのだ。

 その結果、『帰って来た木枯し紋次郎』はテレビに先立ち映画が公開というかなり珍しい興行形態を取り、『帰って来た木枯し紋次郎』は大成功作品となった。

 本来、テレビドラマとして制作したものが、「クオリティが高すぎた」ことによりテレビ放送が中止になるとは……改めて昔のテレビドラマにはパワーがあったのだなと感じざるを得ないエピソードである。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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