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「北朝鮮と仲良くしよう」韓国の“前のめり”が世界中から四面楚歌

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提供:週刊実話

 米紙ニューヨークタイムズは3月10日、米情報当局の分析として、北朝鮮は昨年6月に初の米朝首脳会談が開かれてから先の2月の2回目の米朝首脳会談までの8カ月間に、プルトニウムと濃縮ウランの生産を継続し、その分量は核弾頭6発分に達すると伝えた。

 これを受けて、朝鮮日報は11日付で「『北朝鮮の非核化の意志』を保証してきた韓国政府が難しい立場に追い込まれている。米国の一部では『韓国の責任論』が囁かれ、対北朝鮮制裁の緩和推進に対しても批判論が高まっている」と伝えた。韓国は今や四面楚歌状態だ。

 こんな韓国に北朝鮮さえサジを投げた。15日、崔善姫(チェ・ソンヒ)外務副大臣は、「米国の要求に対し、いかなる形であれ譲歩するつもりはない」とした上で、非核化交渉の中止を検討していることを明らかにした。そして「文在寅大統領は朝米対話のため苦労しているが、南朝鮮は米国の同盟であるため『プレイヤー』であって、『仲裁者』ではない」と、これまで橋渡し役を自認してきた文氏の顔に泥を塗るかのような発言をしたのだ。

 国連も韓国からのある要請を蹴った。
「国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁委員会が公表した定例報告書の『制裁違反の事例』に、文氏が昨年9月、平壌で金正恩党委員長とベンツのリムジンに同乗した写真が掲載されたのです。韓国はこの情報を事前にキャッチし、写真の削除かベンツだけの写真への変更を要請しましたが、これらは却下されています」(韓国ウオッチャー)

 朝鮮人労働者や慰安婦の強制連行など数々のねつ造写真を乱発してきた韓国に天罰が下り、かつ同委員会は、南北経済協力を無理に進めようとする韓国政府に対し「前のめりするな」という警告を発したわけだ。

 北朝鮮問題はインド太平洋地域で起きている米中対決の「前哨戦」に過ぎず、米国の目指す「本丸」は中国だ。その対中戦略で、北朝鮮にすり寄り日本との問題を大きくする韓国を米国は見限った。
「昨年、陸上自衛隊と米陸軍の対艦ミサイル部隊が、米海軍のリムパック演習に参加したことで、対中作戦における米陸軍・海兵隊が陸自と一体化していくことが明確になったのです」(軍事ライター)

 そんな中、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、海自の護衛艦『いずも』の空母化を「軍事大国化と海外膨張野望の明確な発露」であると非難する論評を配信したが、よく読むと「その現代化の水準も高い」などと、その性能をやたらと高く評価している。

 北朝鮮と日本の海軍力を比較すれば、当然の反応で、このあたりは韓国よりよほど正直だ。

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