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中国・習近平国家主席『国慶節』に“毛沢東の魂”を引き連れて登場!

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提供:週刊実話

 去る10月1日に行われた中国建国70周年の国慶節(建国記念日)は異例ずくめだった。フィナーレの大閲兵式(整列した軍隊を元首などが見回る儀式)に、米国をターゲットにした核弾頭を10個も同時搭載できる『東風41(ICBM=大陸間弾道ミサイル)」や、別名空母キラーと呼ばれ、米太平洋艦隊の空母打撃群を撃沈できる極超音速兵器『東風17』を、これみよがしに見せつけた。それはよしとしても、海外からの国賓が式に誰1人出席しなかったのだ。

 「西側諸国の国賓が来ないとしても、北朝鮮やロシア、借金漬けにしているアフリカ諸国から誰かが来てもよさそうなものですが誰も来ませんでした。あえて誰も招待しなかったのだとすれば、中国は何のために新中国建国以来、最大規模の大閲兵式を準備したのでしょうか。理由が見当たりません」(中国ウオッチャー)

 次に長老たちの出席の悪さだ。朱鎔基元首相は9月30日夜に人民大会堂で行われた国慶節の宴会に欠席しただけでなく、10月1日の天安門楼上からの大閲兵式も欠席した。江沢民と胡錦濤元・前主席は、1日に天安門楼上には上がったが、30日の宴会は欠席している。

 「最も違和感を覚えたのは、習近平主席が閲兵のときに乗車した車両の右後方を走っていた運転手以外、誰も乗車していない車両です。車種は『紅旗』(中国の自動車メーカー第一汽車の高級車)、ナンバーは『01949』で『毛沢東』用とされていたものです。とすれば、この車には習主席が崇拝してやまない毛沢東の魂が乗っているとでもいうのでしょうか」(国際ジャーナリスト)

 しかもこの日、閲兵の最初に習主席は、毛沢東記念堂に安置されている遺体に拝礼を行っている。これまでの建国記念日でこのような例はない。中国共産党は党規で個人崇拝を禁止しているからだ。

 「習主席は、中央の記者らに唯物思想である『マルクス・レーニン主義』を理解しているかどうかのテストを科すとしています。同主義は神や霊魂の存在を否定しているのに、いよいよ中国の国家運営を毛沢東の“お告げ”とか神頼みで行うようになったということでしょう。自らマルクス・レーニン主義を否定しているわけです」(同・ジャーナリスト)

 もうこうなるとギャグだ。

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