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【週刊テレビ時評】ロンドン五輪女子バレー世界最終予選に「ATARU」も「平清盛」も惨敗!

 先週、圧倒的な強さを見せたのは「2012ロンドン五輪女子バレーボール世界最終予選兼アジア予選」だった。

 同大会は5月19日土曜日に開幕。TBSとフジテレビが中継した。もともと、男子より人気が高い女子バレーとあって、連日、好視聴率をマーク。

 22日火曜日の第3戦(タイ戦)=フジテレビ系列(午後7時〜8時54分)が14.2%(以下、ビデオリサーチ調べ、関東地区)、23日水曜日の第4戦(韓国戦)=TBS系列(午後7時19分〜9時29分)が15.5%、25日金曜日の第5戦(キューバ戦)=TBS系列(午後7時19分〜9時44分)が18.0%、26日土曜日の第6戦(ロシア戦)=フジテレビ系列(午後7時14分〜8時59分)が18.5%であった。

 そして、五輪出場権奪取へのラストチャンスとなった27日日曜日の最終戦(セルビア戦)=フジテレビ系列(午後7時14分〜9時44分)は、一気に23.3%まで跳ね上がった。瞬間最高は31.6%で、五輪出場を決めた場面だった。

 完全に割りを食ったのは、その裏番組。日本テレビ系列「世界の果てまでイッテQ!」(日曜日午後7時58分〜)は、それでも15.7%と根強い人気を示したが、日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」(日曜日午後9時〜)は12.6%と低調。

 前週(20日)、17.4%まで急上昇したTBS系列「ATARU」(中居正広主演=日曜日午後9時〜)第7話は13.5%と再び急降下。NHK大河ドラマ「平清盛」(松山ケンイチ主演=日曜日午後8時〜)第21話は10.2%と惨たんたる数字。これは、同ドラマがスタートして以降、最低だった第13話(4月1日)、第16話(同22日)の11.3%を下回り、ワースト記録を更新。女子バレーの影響がたぶんにあったと思われるが、1ケタ台転落も現実味を帯びてきてしまった。

 他のスポーツでは、女子バレーの韓国戦とガチンコ勝負となった23日水曜日の「サッカー・キリンチャレンジカップ2012〜日本×アゼルバイジャン」(テレビ朝日系列=午後7時11分〜9時14分)は16.6%をゲット。同日の女子バレーの15.5%を上回り、サッカーに軍配が上がった。

 また、第8話で事実上の打ち切りが決まった日本テレビ系列「クレオパトラな女たち」(佐藤隆太主演=水曜日午後10時〜)第6話(23日)は7.9%で、初回(4月18日)の9.9%に次ぐ視聴率をマーク。TBS系列「パパドル!」(錦戸亮主演=木曜日午後9時〜)第5話(24日)=7.1%、フジテレビ系列「カエルの王女さま」(天海祐希主演=木曜日午後10時〜)第7話(24日)=7.4%と、同週の「クレオパトラな女たち」の視聴率を下回り、危険なゾーンに突入した。
(坂本太郎)

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