イギリス
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社会 2020年12月20日 06時00分
末期がん患者のふりをした女、友人らが結婚式の費用を集めるも詐欺で逮捕 発覚したワケは
病気や障がいを抱えている人を助けたいと誰もが思うものだ。そういった気持ちを踏みにじる人が世の中にはいるようだ。 イギリス・チェスター下級裁判所で、末期がんを装って結婚式の費用などをだまし取った女の裁判が開かれたと海外ニュースサイト『Mirror』『Daily Mail』などが11月29日までに報じた。 記事によるとリバプール在住の29歳の女は2019年3月、新聞など複数のメディアを通じて、がんが全身に転移し末期の状態だと公表。さらに、女の父親も末期がんで余命数カ月の状態で、女は「5年ほど交際している52歳の彼氏と結婚式を挙げて、父親に花嫁姿を見せたい」と訴えたそうだ。 女の友人らは、クラウドファンディングを活用し、女の結婚式費用のために寄付を募った。結果、約120万円もの寄付が集まったそうだ。女は同年7月、150人ものゲストを招待して結婚式を挙げた。女の父親は実際にガンを患っており、結婚式前に亡くなったが、ビデオメッセージで登場、周囲の涙を誘ったという。結婚式後、女は新婚旅行でトルコへ旅立ったという。 今年1月、女は自身のSNS上で余命2カ月、松葉杖がないと歩けない状態と投稿、しかしその2カ月後には、ドイツ、イタリアなどを巡るヨーロッパ周遊旅行に出かけ、今度は新型コロナウイルスに感染したと友人に話したそうだ。さすがに何かおかしいと感じた友人は、本当に「末期がん」なのか女に尋ねたところ、女は泣きながら、全部ウソだと認めたそうだ。友人らはすぐに、警察に通報したという。女が逮捕されたかは不明だが、詐欺など複数の罪で起訴された。女は11月中旬に開かれた裁判に出廷。起訴事実をおおむね認めている様子。判決は後日言い渡される予定だ。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「最低!実際に末期がんで苦しんでいる人に対して失礼だ」「この人のせいで寄付する人が減る」「こんなすぐバレるウソをつくなんてばかか」「友人からお金を巻き上げる意味がわからない」「結婚した彼氏は52歳、女29歳。不自然な年の差。夫も共犯?」「人の善意を利用した詐欺は許せない」など様々な声が上がった。 >>どうしても結婚したくなかった男、逮捕される 超迷惑な結婚取りやめの手段に呆れ声<< 世界には、周囲の人間のみならず、国までも欺いてお金を巻き上げようとした人がいる。 イタリア警察は、交通事故で「歩けない障がいを負った」とうそをつき、障がい者手当などをだまし取った疑いで男を逮捕したと海外ニュースサイト『Daily Mail』『Odditycentral』などが2019年4月12日までに報じた。 記事によると、フィレンツェ在住の当時55歳の男は、2007年に車にひかれた事故が原因で、足に障がいを負い、車椅子生活となったと主張。以後、12年にわたり、障がい者手当や介護費用など計約1600万円を受給したそうだ。男のウソが発覚したのは、男の元ヘルパーが「足が麻痺していないのではないか」と疑い、警察に通報したことから。警察は捜査を開始。男の自宅に隠しカメラを仕込み、難なく歩いている男の姿を確認した。映像入手後に警察は、男がトーゴ旅行から戻ってきたところを空港で逮捕した。男は空港の階段を歩いて下りてきたという。 警察の調べによると交通事故も、男のルームメイトと共謀した偽装事故であった。普通に歩けるにもかかわらず、障がい者のフリをして通院。実際、足にリドカイン(麻酔薬)を注射して筋肉を麻痺させていた。男は注目を浴びるのが好きなようで、政治的発言を繰り返し、2015年にはローマ法王にバチカンに招待され、面会までも果たしていたそうだ。 最近開かれた裁判では、男は詐欺など複数の罪で有罪となり、7年8カ月の禁固刑を言い渡されたという。 障がい者やがん患者のふりをして、お金を得ようとするなど、人の善意を踏みにじる卑劣な行為であり、断じて許されない。記事内の引用についてWoman faked terminal cancer for £8,500 dream wedding - and even shaved her head(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/woman-faked-terminal-cancer-8500-23084292Fraudster, 29, who faked terminal cancer to con friends into funding £8,500 dream wedding faces jail(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8998103/Fraudster-29-faked-terminal-cancer-friends-funding-8-500-dream-wedding.htmlItalian conman 'spends 12 YEARS in a wheelchair to fake disability - and is even granted an audience with the Pope - before being exposed as a £118,000 benefit fraud'(Daily Mail)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-6916223/Italian-conman-spends-12-YEARS-wheelchair-fake-disability.htmlMan Fakes Inability to Walk for a Decade to Collect Disability Pension(odditycentral)よりhttps://www.odditycentral.com/news/man-fakes-inability-to-walk-for-a-decade-to-collect-disability-pension.html
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社会 2020年12月13日 06時00分
風邪もハーブティーで治す? 薬すら拒否するドイツ人、コロナ予防ワクチン接種開始への反応は
イギリスでは8日から新型コロナウイルスワクチンの接種が開始され、新型コロナウイルスの収束に期待を寄せる声が高まっているが、接種した人がアレルギー反応を示すなど、不安な面もぬぐいきれない。ドイツでは来年の1月から、イギリスと同じくドイツのビオンテック社とアメリカのファイザー社が開発したワクチンの接種が開始予定だが、ドイツ人は新型コロナウイルスワクチンの接種に対してどのように考えているのだろうか。 そもそもドイツでは、日本に比べ、ワクチンの接種に後ろ向きな人が多い。ドイツでは子どもは日本とほぼ同じ種類の予防接種を受けるが、ドイツに関するニュースを配信している海外サイト『IamExpat』によると、2歳までに推奨される種類の予防接種を拒否する子どもは都市部では9パーセント、地方では2パーセントにも上るそうだ。実際、子どもを持つドイツ人の両親からは「ワクチンは科学的に作られたもの。それを体に入れるなんて嫌だ」「小さい子どもの体に自然でないものを入れたくない」など、子どものワクチン接種に拒否反応を示す声が挙がっている。 「ワクチン接種に懐疑的な母親は日本に比べてかなり多い印象です。だからといって、特に特別なにか病気にかからないような対策をするわけではないのですが、病気になるのは自然なことで、それを自然に治す方が免疫はきちんとつくし体にいいと思っているようですね。しかし、実際には子どものうちに受けるべき予防接種をしないと、幼稚園や小学校に入学できないケースもあるので、幼稚園や小学校入学までには大多数の子どもが接種しますね」(ドイツ在住日本人) >>政府が制作したコロナ関連動画がバズる「日本だったらありえない」の声も 感染拡大もドイツ人に余裕があるワケ<< ドイツではこういった背景があるものの、新型コロナウイルスワクチンの接種に対しては比較的前向きな人が多い。現地の報道によると、5〜7割のドイツ人が積極的に接種したいと考えているという。現地の声を聞いてみると、接種に前向きなのは、自国の製薬会社がワクチンの開発に携わっているというのも理由のようだ。 とある30代のドイツ人男性は、ドイツは医療に優れていることを挙げ、これまでに類のないワクチンであってもドイツの会社が開発に携わっているワクチンであれば「信頼できる」と明かす。ワクチンの副作用に対してはあまり恐怖心を持っておらず、「コロナにかかることに比べたら怖くない」そうだ。 一方で後ろ向きな人も一定数いる。40代のドイツ人女性は、自国民は薬に頼ることがあまり好きでないと明かしつつ、「ドイツ人は風邪をひいても風邪薬に頼らず、ハーブティーで治すのに、得体の知れないワクチンを打つなんてもってのほか」と話していた。実際、ドイツ人は薬やワクチンといった類のものを嫌う傾向にあり、それも接種をちゅうちょする理由になっているようだ。 「コロナがはやる前、インフルエンザのワクチンを打とうとクリニックに相談したら、先生に『インフルエンザはそこまで重症にならないし、ワクチンで予防することはおすすめできない。副反応は低いとはいえ、特に子どもにはワクチンを打ちたくない』と言われ、2歳の娘は予防接種をしてもらえませんでした。コロナワクチンの開発にはドイツの会社も関わっていますが、そもそもワクチンに後ろ向きな環境がドイツにはあるのに、信頼して接種していいかなんとなく不安になります」(前出・ドイツ在住日本人) ワクチンの接種率が新型コロナウイルス収束の鍵となるが、ドイツでの接種率が実際どれほどになるのかは不透明である。記事内の引用について「Majority of two-year-olds in Germany missing crucial vaccines」(IamExpat)よりhttps://www.iamexpat.de/expat-info/german-expat-news/majority-two-year-olds-germany-missing-crucial-vaccines
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社会 2020年12月06日 06時00分
建設現場で働く男、賃金未払いに腹を立て現場の家を破壊 特定された会社は、男性は下請けの業者だと説明
労働をしているにもかかわらず、賃金が支払われなければ労働者から不満が出るのは当然だが、海外には、賃金の未払いに抗議するため、大胆な行動に出た人がいる。 イギリスで、建設現場で働く男性が賃金の未払いに抗議し、建設中の家を破壊したと海外ニュースサイト『METRO』と『Mirror』が11月27日までに報じた。 >>ゲーム配信会社に26億円の損害賠償請求、理由は「配信者のセクシーな服装」体調の異変を主張<< 報道によると、男性は労働しているにもかかわらず、会社から賃金が支払われていなかったそうだ。何カ月分の賃金が支払われていなかったのかは分かっていない。男性は建設現場で作業員として働いていたが、賃金の未払いに抗議すべくハンマーを使って家を破壊した。男性が家を破壊する様子を同僚が動画で撮影し、TikTokに投稿。動画は拡散された。なお、給料の未払いが新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けたものかは不明である。 『Mirror』は投稿された動画の一部を公開しているが、動画には男性が建設途中の家の足場に登り、2階建ての家の屋根の近くの外壁をハンマーでたたいて壊したり、外装を引き剥がしたりする様子が映っている。男性は家を破壊しながら「賃金が支払われていない!」と叫んでいる。撮影者と思われる同僚の男性が「落ち着け!何をしているんだ」と男性に向かって叫ぶが、男性がやめる様子はない。男性を止めようと、別の同僚の男性が何か話しながら近づいているが、男性は聞く耳を持たない。動画の終盤では破壊された後の家の様子が映されているが、複数部分の壁が破壊されている。 『METRO』によると、拡散された動画の中で男性は会社のロゴが入ったユニフォームを着ていたため、男性が所属する会社も判明したという。会社は動画の拡散を受け、「動画に映っている男性は、我々の会社には属しておらず、下請けの会社で働いている人である」との声明を発表した。その後、男性に賃金が支払われたかどうかは不明である。 この動画が世界に広がると、ネット上では「賃金の未払いは抗議しなければ会社はなかなか動かない。これくらいしなきゃ」「いくら賃金未払いに腹が立ったからって、家の持ち主には罪はない。家を壊すのは間違っている」「賃金未払いに抗議するなら然るべき機関に相談すべき」「会社の声明が冷たい。いくら下請けだからって責任はあるはず」などの声が挙がっていた。 海外には、賃金の未払いに抗議した建設現場の作業員がほかにもいる。 イギリス・マージーサイド州で、ホテルの建設に携わっていた作業員が賃金の未払いに抗議しようと、ショベルカーを使って建設中のホテルを破壊したと海外ニュースサイト『THE Sun』が2019年1月に報じた。同記事によると、男性は給料の一部に当たる600ポンド(約8万3000円)が支払われていなかったという。男性は給料の未払いに抗議するため、自身が請け負う現場のホテルのエントランスをショベルカーで破壊した。その日は建物が完成し、ホテルを引き渡す日だったという。 男性は30分ほどエントランスを破壊したが、負傷者はいなかった。男性は罪に問われなかったそうだ。なお、その後、男性に賃金が支払われたかどうかは分かっていない。 会社がきちんと賃金を支払わなければ同じような事件がまたどこかで起こる可能性もある。一方で、賃金未払いの抗議の仕方として物を破壊する行為は、正しい行動だとは言えないだろう。記事内の引用について「Angry tradesman tears down building work ‘after not being paid’」(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2020/11/26/angry-tradesman-tears-down-building-work-after-not-being-paid-13657590/「Angry tradesman filmed tearing down building work 'after not being paid'」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/angry-tradesman-filmed-tearing-down-23075960「BED AND WRECKFAST Shocking moment digger driver destroys brand new Travelodge hotel ‘because he’s owed £600 wages’」(THE Sun)よりhttps://www.thesun.co.uk/news/8247940/travelodge-builder-jcb-digger-liverpool/
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社会 2020年11月27日 06時00分
コロナという名前の女性、自宅に脅迫めいた電話やレストラン予約拒否など差別を告白
新型コロナウイルスの流行に伴い、感染者への差別が深刻化しているというニュースが度々報じられるが、海外では「コロナ」という名前によって差別を受けた人がいる。 イギリス・マンチェスターに住む、「コロナ」という名前の49歳の女性が、新型コロナウイルスの流行によって、名前のせいで嫌がらせを受けていると海外ニュースサイト『New York Post』と『Mirror』が11月10日までに報じた。 >>フランス、警察がアジア人に「顔全体を覆え」 差別横行で外出時は恐怖「下を向いて歩く」の声も<< 報道によると、女性の名前は、病院で女性を取り上げた助産師の名前をとる形で、「コロナ」と名付けられたという。女性は今年、新型コロナウイルス流行がきっかけで、いくつかの嫌がらせを受けたそうだ。女性には5人の子どもがいるが、娘の一人を歯科に連れて行き、受付で娘の親である女性の名前が告げられた際、たまたま女性の名前を聞いていた別の患者が、女性に向かって「世界を苦しめるのはどんな感じ?」と言ってきたそうだ。別の患者がどのような態度で発言したかは明かされていないが、女性は「笑えなかった」と当時の状況を説明している。 また、レストランでテーブルを予約しようと名前を告げると、冗談だと思われたり、名前が原因で予約ができないことがあるという。ほかにも、家には女性を攻撃することを示唆するようないくつかの脅迫めいた電話がかかってきているそうだ。『Mirror』によると、女性は嫌がらせに対し、「本当にフラストレーションがたまっている」と話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「女性は何も悪くないのにかわいそう。こういった風評被害をなくしたい」「悪いのは嫌がらせをする人だけどレストランの予約は偽名を使えばいいのでは?」「偽名を使うこともできるけどそれをしないのはプライドがあるから。それでいいと思う」などの声が挙がっていた。 新型コロナウイルスを連想させる名前で苦痛を味わった人は、海外だけではなく日本にもいる。 青森県に住む、「光冠(ころな)」という名前の8歳の少年が、新型コロナウイルスの流行により、自身の名前に対して悩みを抱えていたと『東京新聞TOKYO Web』(東京新聞)が、2020年9月27日に報じた。同記事によると、少年の父方の祖母がメキシコ人で、日本でもメキシコでも呼びやすい名前であることから、少年は「光冠(ころな)」と名付けられたという。しかし新型コロナウイルスが流行し、感染者の死亡がテレビで報じられるたびに少年は怒りを感じ、学校で新型コロナウイルス関連の配布物が分けられる際もつらい思いをしたそうだ。 少年の母親の知人がFacebookに少年の苦悩についてつづったところ、長野県警のOBである62歳の男性がその投稿を見て、少年を励ますために歌った歌を、CDに録音して贈った。歌は、県警OBの男性のほか、絵本専門士の女性など5人が合唱して録音したという。 少年はCDを受け取り、うれしさのあまり涙したという。同記事によると、少年は「今は自分の名前が好き」と話しているそうだ。 偶然であるにもかかわらず、「コロナ」という名前で嫌な思いをしている人は世界にいるようだ。ハリウッド俳優のトム・ハンクスは、「コロナ」という名前のせいでいじめられたというオーストラリアの8歳の少年に励ましの手紙を送り、その対応が賞賛されていた。世界各地で名前によって風評被害を受ける人たちを救う動きが出てきている。記事内の引用について「Woman named ‘Corona’ says she gets threats, abuse」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2020/11/09/woman-named-corona-says-she-gets-threats-abuse/「'I get abused for my name - and restaurants always laugh when I try to book table'」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/uk-news/ive-always-been-abused-name-22985141?_ga=2.235344579.373060741.1606199333-1739399990.1599115318「「ころな君」負けないで 名前に悩む8歳に警察OBらが応援歌」(東京新聞TOKYO Web)よりhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/58027
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社会 2020年10月30日 06時00分
デリバリー配達中に違法薬物で逮捕 代わりに警察官が商品を届け称賛を浴びる
コロナ禍により、デリバリーを利用する機会が増えた人も多いだろうが、海外ではデリバリーの配達員が食事を配送できなくなり、警察官が機転を利かせて配達員の代わりに食事を届け、話題になっている。 イギリス・バークシャー州で、食事を配送中のデリバリーの配達員が警察に捕まって配送ができなくなり、代わりに警察官が食事を配送したと海外ニュースサイト『UNILAD』と『Fox News』が10月26日に報じた。 >>5年間外出しなかった男性、太りすぎてクレーンで家を出る 食事はデリバリー、働いた経験もなく驚愕の体重に<< 報道によると、2人の警察官が、パトカーで同州をパトロールしていた際、危険運転をする車を見つけたという。警察は、運転手の男と話をしようと車を止めさせた。運転手は「デリバリーの宅配員としてケバブを顧客に届けているところだ」と説明したが、運転手の挙動が不審だったことで警察官らが車内を調べた。すると車内からいくつかの違法薬物が見つかったという。運転手は薬物の影響下で運転していたことが薬物検査で発覚し、その場で逮捕された。 運転手は身柄を拘束されたが、警察官の一人が逮捕によって運転手が届ける予定だったケバブが届けられないと気づき、運転手の代わりに警察官の一人がケバブを顧客の家に配送したという。顧客の家までは徒歩圏内だったため、警察官は運転手の逮捕現場から歩いて向かった。警察官にケバブを届けられた顧客の態度は明かされていないが、警察官は今回の事件を受け、「時間はかかったがケバブは無事に届けられた」と説明しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「なんて素晴らしい対応。警察官を誇りに思う」「職務規定の違反にはならないのか。だとしても、顧客に罪はないのだから、警察官の行動は正しいと思う」「薬物を使用して配達員をやっていた運転手にも驚き。配達員の素性をもっと調べるべき」などの声が挙がっていた。 海外には、逮捕された配達員の代わりに顧客に食事を届けた警察官がほかにもいる。 イギリス・ノッティンガムシャー州で、警察官が、逮捕されたデリバリーの配達員の代わりに食事を届けたと海外ニュースサイト『FR24 News』が1月29日に報じた。報道によると、複数名の警察官が車を検問中に、保険に加入していない車を発見したそうだ。同州では、保険に加入していない車を運転することは違反になる。運転手の男はその場で拘束され、車は押収された。警察官はその場で運転手に話を聞いたが、運転手は「デリバリーの配達員としてマクドナルドの食事を顧客に届ける途中だった」と説明したという。 それを聞いた警察官の一人は、運転手の代わりにパトカーでマクドナルドの食事を顧客に届けた。顧客は無事に注文した食事を受け取ることができたという。 顧客のために行動した警察官の親切さは称賛されるべき点があるが、配達員が違反なく食事を届けることが最も重要だろう。記事内の引用について「Police Deliver Kebab After Arresting Fast Food Driver」(UNILAD)よりhttps://www.unilad.co.uk/life/police-deliver-kebab-after-arresting-fast-food-driver/「Police deliver kebab after arresting fast food driver」(FR24 News)よりhttps://www.fr24news.com/a/2020/10/police-deliver-kebab-after-arresting-fast-food-driver.html「Police deliver McDonald's order after pulling over driver, seizing his vehicle」(Fox News)よりhttps://www.foxnews.com/food-drink/police-deliver-mcdonalds-pull-over-driver-seize-vehicle
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社会 2020年10月28日 06時00分
5年間外出しなかった男性、太りすぎてクレーンで家を出る 食事はデリバリー、働いた経験もなく驚愕の体重に
健康的な体型を保つためには、バランスの取れた食事と適度な運動が必要だが、海外には太りすぎたことが原因で家から出られなくなった人がいる。 イギリス・サリー州で、30歳の男性が、体重が50ストーン(約317キロ)に増え、家から出られなくなり、消防隊の助けを得てクレーンで家から出たと海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『THE Sun』が10月21日に報じた。 >>ジャンクフードを食べ続けた3歳女児、50キロに増量 動画を投稿している両親に批判<< 報道によると、男性は食事を毎日デリバリーで済ませ、5年以上家から出ることはなかったという。男性はケバブやポテトフライなどを食べて毎日過ごし、1日の総摂取カロリーは1万カロリー以上にも及んでいた。男性は働いたことがなく、生活費は、政府から与えられる週197.6ポンド(約2万6900円)の生活保護手当と、週112.8ポンド(約1万5400円)の雇用支援手当、また一緒に暮らす母親からの支援で成り立っていたそうだ。 体重が増え、男性は病院に行こうとしたが、体が重くて起き上がれず、家から出られなかった。男性は命の危機を感じ、自ら消防隊に連絡した。消防隊は男性がいる3階の部屋の窓ガラスを取り除き、クレーンを使って、男性をベッドごと自宅から出したという。作業は大掛かりで30人の消防隊が約7時間かけて、無事、男性を救出したそうだ。 男性は、今後、医師の助けを得ながら肥満体型を改善していく予定だという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「毎日デリバリーでカロリーの高いものを食べ、家から出なかったら太るのは当たり前。もっと早い段階で気づくべきだった」「働きもせず、カロリーの高いものを税金で食べていたことに不快感を覚える」「だらしなかったのかもしれないけど、肥満になりやすい病気の人もいる。男性を一概には責められない」などの声が挙がっていた。 海外にはほかにも体重が増加したことで家から出られなくなった人がいる。 イギリス・ニューサウスウェールズ州に住む当時22歳の女性が、体重が増えて家から出られなくなり、消防隊によって救出されたと海外ニュースサイト『Express』が2015年5月に報じた。同記事によると、女性の体重は60ストーン(約381キロ)だったという。女性の詳しい食生活や生活習慣などは明かされていないが、女性は高カロリーのものを好んで食べることが多かった。 女性はある日、家で転んだが、体重のせいで起き上がることができなかった。女性は自ら消防隊に連絡し、消防隊が女性の自宅のドアを壊すなどして約7時間かけて救出したという。同記事によると、女性は今後、食事療法などで体重の減少に励むと話していたそうだ。 つい食べ過ぎてしまったり運動不足により体重が増加してしまった経験がある人は多いだろう。家から出られなくなるほど体重が増加するにはかなりの年数がかかりそうだが、小さな積み重ねが大きな事態を引き起こすこともある。最近は、特に、コロナ禍で自粛生活を余儀なくされ“コロナ太り”をしてしまった人も多いようだが、日頃から健康的な体型維持を心がけたいものだ。記事内の引用について「Mother and full-time carer of Britain's 50-stone fattest man, 30, insists 'he has always been big' but hopes he will 'switch to salads' as he is hoisted out of their flat by CRANE after spending £10,000 of benefits a YEAR on takeaways」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8862653/Britains-50-stone-fattest-man-hoisted-flat-CRANE.html「THE WEIGHT ESCAPE Britain’s 50st fattest man hoisted out of flat by crane after becoming addicted to fast food app」(THE Sun)よりhttps://www.thesun.co.uk/news/12980174/briitain-fattest-man-lifted-by-crane/「60st woman, who weighs as much as a car, lifted into ambulance by CRANE in rescue op」(Express)よりhttps://www.express.co.uk/news/uk/573987/60-stone-woman-crane-Britains-fattest-teenager-rescue-operation-Georgia-Davis
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社会 2020年10月21日 06時00分
3M超えのヘビを体に巻きつけた少年、街中を歩き騒動に その目的に怒りの声も
犬や猫などのペットを散歩に連れている人を見ることは珍しいことではないが、海外にはヘビと散歩をして人々を驚かせた少年がいる。 イギリス・イースト・サセックス州で、10代の少年が巨大なヘビを首に巻きつけて通りを歩いていたと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』と『The Times Now』が10 月5日までに報じた。 >>女性の体内から1.2メートルのヘビ 胃の中で育った? この農村部に伝わるご法度とは<< 報道によると、少年は長さ12フィート(約3.6メートル)のヘビを体に巻きつけ、同州の中心部を歩いていたという。ヘビの太さは、胴体の一番大きなところで約20センチほどだった。通りには、少年のほかにも多くの人が歩いていて、少年を目撃した人々は驚き、そのうちの一人が警察に通報した。少年の近くには、少年の友人がいたそうだ。警察が駆けつけると、少年はヘビを地面に下ろし、「友人と一緒にYouTubeに投稿する動画の撮影をしていた」と説明したという。 『Daily Mail Online』は、ヘビを連れた少年の写真を掲載しているが、少年は白い色に薄く黄色い模様のあるヘビを持っている。ヘビは少年の胴体から肩を通って首に巻かれていて、ヘビの尻尾は男性が抱えるようにして持っている。 警察は少年にヘビを持ち帰るように注意した。警察から注意を受けると、少年は地面に置かれたヘビを再び首に巻きつけて、友人とともに帰路に着いたという。少年がヘビを地面に置いている間、ヘビが逃げ出すことはなかった。なお、少年が処分を受けたという情報はない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「12フィートもあるヘビを抱えた人が普通に街を歩いていたらびっくりするし迷惑」「YouTubeを撮影しようとしたという動機が腹立たしい。人の迷惑を考えていないし、罰せられるべき」「こんな風に扱われてヘビもかわいそう」などの声が挙がっていた。 海外には、ヘビを公共の場に連れ出して、周りに迷惑を掛けた人間がほかにもいる。 イギリス・グレーター・マンチェスター州で、年配の男性がヘビを鼻と口に巻いてマスク代わりにして、バスに乗車したと、海外ニュースサイト『BBC』が9月16日に報じた。報道によると、男性は長さ1.5メートル、太さ15センチメートルほどのヘビを鼻と口を覆うようにして首に巻きつけ、州が運営しているバスに乗車したという。事件が起きた当時、イギリスでは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、バスの中ではマスクやスカーフなどで鼻と口を覆う義務があった。 男性の姿を見たほかの乗客が驚いて同州の交通局に連絡した。男性はどこかのバス停で降り、交通局員が男性に話を聞くことはできなかったそうだ。交通局は警察に通報。現在、警察はこの件について捜査中だが、10 月20日現在、男性を特定したという情報はない。警察は事件を受け、「バスではマスクやスカーフで鼻と口を覆う義務はあるが、ヘビはマスクの代わりにはならない」という声明を発表した。 ただでさえ、ヘビを見ると怖がる人は多い。そんなヘビを公共の場に持ち出せば、迷惑行為で罰せられる可能性もあるだろう。記事内の引用について「Shoppers look on in horror as teenager takes his 12-foot python 'for a walk' through busy town centre」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8797745/Shoppers-look-horror-teenager-takes-12-foot-python-walk.html「Man takes 12-ft python for a ‘walk’ to city centre, leaves shoppers terrified [WATCH]」(The Times Now)よりhttps://www.timesnownews.com/the-buzz/article/man-takes-12-ft-python-for-a-walk-to-city-centre-leaves-shoppers-terrifed-watch/662527「Snake used as face mask on bus」(BBC)よりhttps://www.bbc.com/news/uk-england-manchester-54163293
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社会 2020年10月14日 06時00分
「閉店の2分前に注文」雑にハンバーガーを作る動画をTikTokに投稿、批判が殺到
人間なら誰しも思わずイラッとしてしまうことはあるだろうが、海外では、閉店間際に注文を受けた店の従業員が、とある投稿をして話題を呼んでいる。 >>ユーチューバー、14ヶ月前に庭に埋めたハンバーガーを食べ話題にほぼ完食で「体調に変化はない」<< イギリスで、閉店間際にオーダーを受けたマクドナルドの若い男性従業員が、雑にハンバーガーを作る様子をTikTokに投稿して賛否の声が集まっていると、海外ニュースサイト『Mirror』と『Gentside』が10 月1日までに報じた。 報道によると、男性従業員は「閉店の2分前に注文したらこうなる」というキャプションとともに、男性従業員自身が店内のキッチンでハンバーガーを作る様子の動画を投稿したという。『Mirror』は、投稿された動画の一部を公開しているが、動画の中で、男性従業員はバンズを容器の中に投げ入れた後、マヨネーズをバンズの上に大量にかけ、その後、チーズとパティをマヨネーズの上に叩きつけるようにして乗せる様子が映っている。容器からはチーズが半分以上はみ出しているが、男性従業員は気にせず容器を閉じて、客に提供している。 動画は4000万回以上再生され、男性従業員の元には批判が殺到したそうだ。男性従業員は批判が殺到したことで、「これは冗談です」とコメントをした。コメントを含め、投稿は現在削除されている。なお、マクドナルド側は動画に対するコメントを10 月13日現在、発表していない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「いくら閉店間際だからといっても客はお金を払って買うんだ。こんな態度許せない」「ハンバーガーを雑に作るのは最低だけど、その様子をSNSに投稿する神経も最低」「飲食店で働いているけど、確かに閉店間際のオーダーはイラッとする。気持ちは分かる」「私が働いているドイツのマクドナルドは営業時間内だったら手を抜かず、きちんとオーダーされたものを作る」などの声が挙がっていた。 マクドナルドの従業員の対応に批判の声が挙がっているが、一方で、神対応だと称賛されたマクドナルドの従業員もいる。 イギリスのマクドナルドの19歳の学生の女性従業員が、客の代金の一部を支払っていたことが分かり、称賛を浴びていると、海外ニュースサイト『METRO』が9月28日に報じた。同記事によると、女性従業員は、客が注文したコーヒーやハンバーガーなどの一部の商品の支払いを、自身のカードを使ってしていたという。女性従業員は礼儀正しい客や常連客を無作為に選び、支払いをした。ほとんどの人は一部の商品の支払いがされていることに気づかなかったか、店側のサービスだと思ったそうだ。 女性従業員は商品の一部を支払ったことを告白することはなかったが、女性からの支払いを受けた客の一人が、「女性従業員がハンバーガーとホットチョコレートの支払いをしてくれたようだ。彼女の思いやりのおかげで私は1日を穏やかに過ごすことができた」と自身のSNSで報告した。投稿は拡散され、「女性従業員は素晴らしい」「女性従業員の両親は彼女を誇りに思っているはず」といった称賛の声が寄せられたそうだ。 同記事の取材に対し、女性従業員は支払いをしていたことを認めており、何人の人に対し、何回、支払いをしたかは覚えていないが、数か月で50ポンド(約6880円)の支払いはしたと話しているそうだ。なお、女性従業員の時給は7.25ポンド(約997円)だった。 世界各国にあるマクドナルド。同じ国の中でも対応の悪さがバッシングされる一方で、素晴らしい対応を称賛されることもあり、サービスの質には幅がありそうだ。記事内の引用について「McDonald's worker shows 'what happens' to food if you order just before closing」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/weird-news/mcdonalds-worker-shows-what-happens-22736621「McDonald’s Worker Shows Just What Happens to Your Food When You Order ‘2 Minutes Before Closing’」(Gentside)よりhttps://www.gentside.co.uk/viral/mcdonalds-worker-shows-just-what-happens-to-your-food-when-you-order-2-minutes-before-closing_art6152.html「McDonald’s worker secretly pays for people’s food in random acts of kindness」(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2020/09/28/mcdonalds-worker-secretly-pays-for-peoples-food-in-random-acts-of-kindness-13335802/
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社会 2020年10月13日 06時00分
10年間彼女なしの30歳男性、SNSで自身を出品 メッセージが殺到する事態に
恋人を見つけるため、出会い系サイトなどさまざまな手段を使う人はいるだろうが、海外には、恋人を見つけるために自分を売りに出した人がいる。 イギリス・ノーサンプトンシャー州に住む30歳の男性が、彼女を見つけるため、Facebookの売り買いのページに自分自身を出品したと、海外ニュースサイト『The Times Now』と『Storypick』が10 月2日までに報じた。 >>1年間駐車場に住み着いたホームレスの女性、驚きのシンデレラストーリー?「映画みたい」の声も<< 報道によると、男性は10 年間彼女がいなかったという。男性は出会い系サイトを使い、長年彼女を探し続けてきたが見つからず、デートさえできなかった。彼女が見つからなかったことで、男性はFacebookの売り買いのページに自分自身を「無料」と表示して、売り出した。男性は自分の写真を複数枚、添付し、名前と年齢のほか、「友人の結婚式があるが、一人では行きたくないので、一緒に行ってくれるような彼女を探しています。出会い系サイトで彼女を見つけようとしましたが、残念ながら見つけることはできなかったので、ここで彼女を見つけたいと思います」とコメントを添えた。 男性が自分を売りに出してから数日後、男性の元には主にイギリスに住む女性から多くのメッセージが届いたそうだ。『The Times Now』によると、男性はメッセージを送った中のうちの一人の女性とデートをしたが、うまくいかなかったという。男性は『Storypick』のインタビューに対し、「最初のデートはうまくいかなかったけど、多くの女性がメッセージをくれたし、まだチャンスがあると期待しているよ」と話している。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「なんて面白いアイデア! デートまで発展したのもすごい」「恥ずかしがらずにやってみることが大切。出会い系サイトでは見られない男性の大胆さを魅力に感じた女性が多かったのかも」「こんなに多くの女性からメッセージをもらえるのに、なぜ男性は出会い系サイトで恋人を見つけられなかったのか」などの声が挙がっていた。 海外には、恋人を探すため、自身を売り出した人が他にもいる。 イギリス・ロンドンに住む27歳の女性が、彼氏を見つけるために自身をインターネットオークションサイト「eBay」に出品したと、海外ニュースサイト『Mirror』が2014年10月に報じた。同記事によると、女性は今まで出会い系サイトを使って何人か彼氏を見つけてきたが、どの彼氏も悪い男性ばかりでうまくいかなかったという。いい男性に出会えなかったことで、女性は兄と相談し、自身を「eBay」で出品することにしたそうだ。 女性は複数枚の写真を添付し、名前と年齢のほか、兄からのコメントを記載した。兄からのコメントには、「私の妹はとても明るくて誠実です。なのになかなかいい男性に巡り合うことができません。どうか、真剣な出会いを求めている人だけ連絡をください」などと書かれていた。価格は50ポンド(約6万8000円)に設定した。 女性が出品して以降、女性の元には多くのメッセージが届いたそうだが、女性の出品がいたずらだと思い、女性をけなすような内容がメッセージに書かれていたり、女性の好みに合う男性がおらず、女性が惹かれた男性はいなかったという。その後、女性が彼氏を見つけられたかどうかは分かっていない。 出会い系サイトやSNSを通じた出会いなど、多くの恋人を探すためのツールがある現代。“自分を売り出す”という方法も、恋人探しの一つの手段で、今後も利用する人がいるかもしれない。記事内の引用について「Man lists himself as 'item for sale' on Facebook after failing to find girlfriend on dating apps」(The Times Now)よりhttps://www.timesnownews.com/the-buzz/article/man-lists-himself-as-item-for-sale-on-facebook-after-failing-to-find-girlfriend-on-dating-apps/661510「Single Guy Puts Himself Up For ‘Sale’ On FB After Having No Girlfriend For 10 Years」(Storypick)よりhttps://www.storypick.com/lonely-guy-on-sale/「Unlucky in love girl for sale on eBay for £50 in bid to find Mr Right」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/weird-news/unlucky-love-girl-sale-ebay-4528154
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社会 2020年10月12日 06時00分
道路の真ん中に突如29トンの人参が出現 理由を知った市民から怒りの声
世の中には、稀に予期しないような奇妙な出来事が起こることがあるが、とある国では道路に大量の人参が捨てられ、話題になった。 イギリス・ロンドンで、道路の真ん中に約29トンの人参が捨てられていたと、海外ニュースサイト『The Times Now』と『The Indian Express』が10 月4日までに報じた。 >>「まるで血の海」の声 タンクから噴き出し5万リットルのワインが工場から流れ出る<< 報道によると、ロンドン大学近くの通りに突如、大量の人参が捨てられたという。大量の人参は話題になり、通り掛かった人や、人参が捨てられていることを知ったジャーナリストがSNSで報告し、拡散された。『The Times Now』は捨てられていた人参の写真を掲載しているが、写真には新鮮そうに見える人参が道路の真ん中に丘のようになって捨てられている様子が写っている。道幅は2〜3メートルほどで、人参は人の腰くらいの高さまで盛られ、道幅いっぱいに広がって捨てられている。『The Indian Express』によると、人参が道路の真ん中に捨てられたことによって通行人が通りにくくなったほか、車が通りを通れない事態になったそうだ。 人参が捨てられていることがネット上で話題になると、とある大学の美術の修士課程で学んでいる男子学生が「これは食品ロスを訴えるためのアートである。捨てられている人参は破棄される予定のもので、これほどの人参が無駄になっていることは恐ろしいと知って欲しかった」とSNSで明かしたそうだ。男子学生の報告は瞬く間に広がった。 『The Times Now』によると、人参はスーパーマーケットを回って破棄される予定のものを集めたという。人参はアートとして展示された後、家畜の餌として寄付される予定だそうだ。なお、10 月9日現在、人参が撤去されたかどうかは分かっていない。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「これほどの人参が破棄されているなんて知らなかった。写真を見たけど、どの人参もまだ食べられそう」「話題になった時点でアートとして成功だろう。食品ロスについて考えた人は少なからずいた」という声のほか、「自己満足にすぎない。道にこんなものが置かれたら迷惑」「車の人は引き返すことになっただろうし、これをアートと呼べるのか。事故がなくてよかった」といった批判の声も挙がっていた。 海外には、道の真ん中に食品が散乱したという事件がほかにもある。 中国・江西(こうせい)省で、約9トンのりんごが高速道路にばら撒かれたと、中国のニュースを日本語で配信しているサイト『Record China』が2018年4月に報じた。同記事によると、2018年4月3日、約9トンのりんごを乗せて運んでいたトラックが高速道路で横転し、高速道路に約9トンのりんごがばら撒かれたという。 りんごがばら撒かれると、それを知った近くの住人が高速道路に袋を持って集まり、りんごを拾って持ち帰った。りんごがばら撒かれてすぐ、警察官が到着したが、事態を収拾することはできず、ほぼすべてのりんごが住人らによって持ち帰られた。りんごを拾うために集まった住人を含め、事故による怪我人がいたかどうかは分かっていない。 道路に大量の食べ物があると困惑する人も多いだろう。何か理由があったにせよ、人々を戸惑わせるような行為は迷惑行為に当たる可能性がありそうだ。記事内の引用について「29 tonnes of carrots were dumped on a London street - the reason will surprise you [WATCH]」(The Times Now)よりhttps://www.timesnownews.com/the-buzz/article/29-tonnes-of-carrots-were-dumped-on-a-london-street-the-reason-will-surprise-you-watch/660771「Here is why 29 tonnes of carrots were dumped on a street in London」(The Indian Express)よりhttps://indianexpress.com/article/trending/trending-globally/here-is-why-29-tonnes-of-carrots-was-dumped-on-a-street-in-london-6663456/「横転したトラックに村人殺到、積み荷のリンゴが奪われる=中国ネット「すごいぞ、わが国」」(Record China)よりhttps://www.recordchina.co.jp/b589730-s0-c30-d0062.html
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