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「レコ大を決めるのはオレだ!」芸能プロS社長の“暴挙”まかり通る

 「出来レースじゃないのか?」という声は以前からあった。『日本レコード大賞』(TBS系)選考の疑惑である。レコ大の審査開始は毎年10月から。2016年は10月4日から審査会が始まった。審査委員は15人。しかし最低でも8名は“芸能界のドン”と呼ばれる大手芸能プロBと仕事の付き合いがある記者。つまりこの時点で過半数は抑えていることになる。

 NHK紅白歌合戦とともに、年末注目の歌番組『日本レコード大賞』だが、芸能プロBのS社長による“私物化”が、『週刊文春』(10月27日発売)によって暴かれた。
 「昨年はEXILEの弟分の『三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE』が、2年連続レコード大賞を受賞した。その裏で、B社が『三代目』が所属するLDHに“年末のプロモーション業務委託費”の名目で1億円を請求した請求書を、週刊文春が掲載。噂は本当だったんだと、関係者を愕然とさせたのです」(元レコ大関係者)

 この報道を受け、レコ大を主催する日本作曲家協会会長の叶弦大氏が「業界関係者の皆様、歌謡曲ファンの皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
 前出の元レコ大関係者は、「これで“賞レース”も正常化されるのではないか」と言うが、大手プロ幹部はこう語る。
 「確かに今年、事務所やレコード会社はS社長に頼みづらくなるでしょうが、謝罪をした叶氏自身、S社長との関係があるから逆らえない。加えて、どのメディアもその力を恐れ、しがらみもある。疑惑は黙殺され、今年も何も変わりませんよ」

 レコ大の賞レースに参加している音楽プロ関係者も、「すでに今年の大賞も、最優秀新人賞も内定している」と言ってこう続ける。
 「新人賞4組は、アイドルグループ『ふわふわ』、シンガーソングライターの林部智史、LDHの新人グループから『THE RAMPAGE from EXILE TRIBE』、女性シンガーソングライターのLeola。すべてレコード会社はエイベックスです。この中で顔が知られているのは『ふわふわ』と林部の2人ですが、エイベックスが強力にプッシュしていることから、最優秀新人賞は林部で決まると言われています」

 では、レコード大賞はどうか。
 「エイベックス所属の『AAA』、さらに氷川きよし、今年デビュー30周年を迎えた坂本冬美と中村美律子などが挙がっている。3年連続で『三代目』との話もあるが、今年は映画やCMなどの活動は目立ったものの、音楽活動については実績がなく、辞退するとの情報もある。そんな中、S社長は当初『AKB48』と言っていたのですが、最近になって『AAA』を押している。まさかと思うが、それがまかり通るのがレコ大の実態なんです」(前出・元レコ大関係者)

 レコード大賞は何年も前から以前の権威を失い、賞に対する視聴者の興味も薄れている。そんな賞に大金を出す必要などあるのだろうか。歌謡全盛期そのままに、S社長の “昭和気分”はいつまでたっても抜けそうにない。

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