「大島のソロ活動第一弾となる記念すべきドラマ。実は木村が『HERO2』を受ける条件の一つとして出したのが、大島のキャスティングだったのです。何でも、TBSのドラマ『安堂ロイド』で共演して以来、大島が大のお気に入りなのだとか。ドラマでは、司法修習生として木村のアシスタントを担う重要な役です」(事情通)
大島は他にも、フジからは単発特番ドラマ『実録あさま山荘事件』の主演、10月以降はNHKや日テレやテレ朝からも出演オファーを受けているという。
「NHKは教養番組の司会、日テレは有吉弘行とペアを組んでのトーク番組。テレ朝は関ジャニ∞の冠番組のMCといった具合。もちろん事務所は全て受ける方針です」(関係者)
テレビ界がここまで大島を評価する理由は、なんといってもAKB48内でダントツの高さを誇る潜在視聴率だ。
「大島単体で10.2%。ちなみに高橋みなみが8.2%、小嶋陽菜7.8%、柏木由紀6.8%。いかに大島がダントツの人気を誇っているかがわかります。人気の理由は、出し惜しみしない脱ぎっぷりのよさ。ドラマでも映画でもバラエティーでも、必要があれば脱ぐと宣言しているんです。最高ですよ」(制作会社関係者)
当然、出演料もAKB48内ではトップクラスだ。
「バラエティー一本当たり70万円、ドラマはヒロインクラスで160万円〜、脇役で最低70万円になる。このギャラは、ドラマ43本、映画15本などの出演本数や、視聴率や興行収入から弾きだされたものです」(芸能プロ関係者)
一方、いまや見る影もないほど落ちぶれてしまったのが、大島のかつてのライバルの前田敦子。
「昨年秋に放送した主演ドラマ『あさきゆめみし〜八百屋お七異聞』(NHK)の平均視聴率がたった4.5%。女優としてはもはや終わったとの声があちこちから聞こえてくる。出演料もダダ滑り状態で、民放GP(ゴールデン・プライム)帯に主演した場合で80万円、ゲスト出演で40万円と、大島に2倍の差を付けられてしまった。潜在視聴率も3.8%。都内でソロコンサートを開いてもチケットが大量に残ってしまうわけです」(放送作家)
テレビ界で大島がもたらす経済効果は100億円とも囁かれているという。大島の時代が到来したことは間違いなさそうだ。