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アミューズが韓国芸能事務所買収 落ち目のK-POPに「なぜだ」

 なぜこの期におよんで買収なのか。
 アミューズが韓国の芸能事務所・カンエンタープライズ(以後、カンE)の発行済み株式80%を取得し、子会社化した。
 日本と関係のよくない韓国の、それもブーム的に落ち目のK-POP事務所の買収。そこで、狙いはどこにあるのかと様々な憶測が乱れ飛んでいる。

 カンEは'04年に設立され、'12年12月期の売上は8億2600万ウォン(約7400万円)。
 アミューズは'00年にすでに韓国で自前の事務所を設立しているが、同事務所と合併させるようだ。
 だが、この買収劇に首を傾げる関係者は少なくない。

 元フジの長谷川豊アナが、ニコ生で「現在のK-POPのブームをあおったのがアミューズといわれている」と触れていたが、K-POPビジネスは、韓国との関係悪化ですたれてしまった。人気だったKARAは来年解散、東方神起もさほどでなく、2PM等のイケメン長身グループも深夜の歌番組に出る程度で、決してデビューは成功とはいいがたい。
 アミューズができることには限界があるといえよう。深津絵里、上野樹里、吉高由里子、仲里依沙ら“4里女優”を主演に据え、韓国と合作映画を製作するぐらいだ。

 そこでネットでは、いろいろな噂で盛り上がっている。
 「カンEに金を貸していたが景気悪化となり、仕方なく買収したのでは…」
 「背後にフジテレビがいる」
 「アミューズ株は売りだ!」

 通期売上げ312億円、経常利益35億円、有利子負債はゼロと財務状態は良好のアミューズ。
 果たしてこの買収劇は吉と出るのか、凶と出るのか、じっくり見守りたい。
(編集長・黒川誠一)

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