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NHK41歳プロデューサー、女性を押し倒し強制わいせつで逮捕 震災特番やドキュメンタリーを担当

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 17日、NHK大型企画開発センターのチーフプロデューサー阿部博史容疑者(41)が、強制わいせつの疑いで逮捕されたことが判明。相次ぐ職員の不祥事と、全く反省する姿勢の見えないNHKに国民の怒りが噴出している。

 阿部容疑者は今年2月23日午前1時半頃、東京都練馬区内の歩道を歩いていた40代の女性を押し倒し、体などを触る行為をしていた疑いが持たれている。帰宅後女性が110番したことで事件が発覚し、捜査の結果、阿部容疑者が逮捕された。なお、現在のところ「記憶がないのでわからない」などと、容疑を認めていないという。

 警察が詳細を調査中だが、逮捕に至るまでの長さを考えると、「余罪」がある可能性も否定できず、常習犯だった可能性もある。ちなみに、阿部容疑者はNHKでは文化人のドキュメンタリー番組などを担当。また、東日本大震災発生時には緊急報道などに携わり、原発事故や震災関連の番組を制作していた。

 NHKは報道番組に携わった職員が逮捕されたことについて、「逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認し捜査に協力していく」とコメントしている。自分たちの番組を制作していた人間が、実は「強制わいせつ犯」だったことを見抜けなかったことになるが、特に責任は感じていないようで、「他人事」と批判されても致し方ない内容だった。

 NHK職員による性犯罪やセクハラは多発している。2013年から2016年にかけては、NHK山形放送局の元記者が山梨県と山形県で女性宅に侵入し強姦する事件が発生。NHKは記者を懲戒免職処分とし謝罪したが、監督責任などについて言及することはなかった。

 また、元アナウンサーや制作局エンターテイメント番組部元部長などが、女性職員や契約アナウンサーに対し、執拗にセクハラ行為を繰り返していたことも発覚。年収が高いこともあってか、性に対する異常な犯罪が目立っており、「どういう組織なんか」「反省はないのか?」と批判されている。

 そして、NHKは放送法を根拠に「テレビが設置してある」だけで受信料を徴収し、それを収益としているという批判の声も多く、「利権にあぐらをかいている」「特権階級が女性をモノのように扱っている」「倫理観が欠如している」などの厳しい意見も。さらに、「受信料を支払いたくない」「見られなくして結構なので受信料を取らないでくれ」など、NHKの運営方針について怒りの声も上がった。

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