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あなたの知らない同性愛用語辞典(1)「ネコ」「タチ」「主婦レズ」

 「ネコ」
 同性愛における「ネコ」とは、受け身になる側の人である。「受け」と同じ意味として使われる。
 セックスにおいてゲイでは挿入される側、レズビアンでは、責められる側。
 広い意味で、女性的性質の人を「ネコ」ということもある(レズビアン確認済)。「私、ネコ(受け身)だから」などと使う。ただし一概に分類することはできない事実がある。

 語源としては、工事現場で使う一輪車(ガテン系用語でネコと呼ばれる)が語源。セックス時の姿勢がその一輪車に似ているために、その名になった。それがいつの間にか、受け身である人たちの総称として、使われるようになった。
 ネコの語源としては、他にセックス時に「泣く様に喘ぐから」など、他説もある。

 「タチ」 
 セックス時に主に責める方である。男性的役割と位置付けられている。
 ゲイでは挿入する側。レズビアンでは責める側。タチの分類もまた奥深く、定義が一定しない。語源は歌舞伎の立役(男役)である。

 ネコもタチもたくさんの分類に分かれる。レズビアン用語の一部をご紹介しよう。
 [ボイネコ]ボーイッシュな受け身。
 [バリネコ]セックスにおいて完全な受け身の人。
 [スカタチ]スカートを履くなど、フェミニン(女性的)な姿を好む責め側の人。
 [ズボタチ]ズボンを履くなどボーイッシュな責め側の人。最近ではあまり使わない。
 「主婦レズ」主婦であるレズビアンを指す、差別を含んだ言葉。「男と結婚できるくせに、レズビアンと名乗るな」と言う侮蔑を込めて使われる語。

 筆者は「既婚ビアン」「既婚レズビアン」「主婦ビアン」と呼んでいる。こちらは主に、自分を紹介する時など、侮蔑的、差別的な意味は含まない。

(立花月夜 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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