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歌謡(うた)のマドンナ 森山愛子 3年ぶりに新曲を発表する“闘魂の歌姫” 「ファン以上に、私が待ち望んでいます」

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提供:週刊実話

 −−人気情報番組『王様のブランチ』(TBS系・毎週土曜日)のリポーターを6年10カ月に渡って務め、“愛ちゃん”“愛コブッシー”の愛称で親しまれている森山愛子。彼女の本職は“演歌歌手”だ。
 「2歳の時に初めて歌ったのが演歌でした。北島三郎さんの『関東流れ唄』です。母が車の中でずっと聞いていたので私も覚えていたらしく、いきなり歌い出した時には、母もビックリしたらしいです(笑)」

 −−母親の影響で演歌好きになった彼女。さらに、これも母の影響で2歳から日本舞踊を習い始めた。
 「母がやっていたので私も始めたんです。日本舞踊は踊る曲に演歌もありますし、長唄とか小唄とか、自然に日本の古きよき音楽に触れる機会が多かったので、小さい頃から演歌の環境にどっぷり浸かってましたね。中学生の頃はモーニング娘。が全盛の時代で、憧れはもちろんありましたけど、自分は“歌うんだったら演歌がいいな”と思って、ずっと歌ってました」

 −−そんな彼女が歌手になろうと決意したのは高校1年の時。母親が内緒で応募したという『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)の“女ののど自慢女子高校生大会”に出場し、審査員だった作曲家の水森英夫氏にスカウトされた。
 「水森先生から『歌手になる気はないかい?』って後日、自宅に電話をいただいたんです。そこで一瞬迷いました。もともと“歌手になりたい”という夢はありましたけど、あまりにも現実的ではないので、当時は福祉の道に進もうと思っていたんです。でも、先生とお話した時に、『歌うことも福祉に繋がることだと思うよ』とおっしゃってくださって。その言葉に、“歌手になろう! なりたい!”って決意しました」

 −−中学卒業後、水森英夫氏に弟子入り。同じ門下生には氷川きよしがいる。
 「私の師匠の教えは、まず声をしっかり出すこと。テクニックに走るのではなく、基本は発声です。表現などの技術面はその次。そういうところは、しっかり教えられました。“抜いて歌っちゃダメ”って」

 −−高校卒業までは実家がある宇都宮から東京まで毎週レッスンに通い、高校卒業と同時に上京。そこで半年間、ごく普通のOL生活も経験したという。その時、勤めたのがアントニオ猪木の事務所だ。
 「デビューすることは決まっていたんですけど、何も社会を知らないのもよくないので、今の事務所に所属しながら、猪木さんの所で社会勉強として働かせていただきました」

 −−彼女の芸名の“森山愛子”も、実はアントニオ猪木が命名したものだ。
 「“森や山など自然を愛する子”っていう意味で“森山愛子”。最初に猪木さんが書いてくださった字を見た時は“分かりやすい名前だな”みたいな(笑)。デビューCDのジャケットタイトルも猪木さんが書いてくださったんですよ」

 −−そうして付いたキャッチフレーズが“闘魂の歌姫”。2004年5月19日に『おんな節』でデビュー。その1年後、'05年5月から『王様のブランチ』にリポーターとして出演した。
 「“リポーターの傍らで演歌もやってるんだね”みたいなイメージがあったみたいですけど、私の中では“本職は演歌歌手”。リポーターというお仕事も“言葉で表現して伝えなければいけない”というところが演歌歌手と通じる部分があると私は信じてます」

 −−同じ事務所の先輩には演歌の大先輩、坂本冬美が所属する。10月に行われる「坂本冬美歌手生活30周年明治座特別公演」には彼女も出演する予定だ。
 「私が5歳ぐらいの時に、坂本冬美さんの『祝い酒』をよく歌っていたんです。もう大好きで。だから初めてお会いさせていただいた時なんて、ガクガク震えちゃいました。第一印象は“顔小っちゃいな〜!”って(笑)。今はメールをいただいたりして、『愛ちゃんは愛ちゃんらしく』って言ってくださいます」

 −−ところで、演歌というと“お酒”が付き物だが、彼女もお酒はイケる口だとか。
 「お酒は嫌いじゃないですね。というか、まあ好きですね(笑)。夏はビール。ただ、ビールは太ると思ってるからハイボールに変えましたけど。ハイボールか焼酎のソーダ割りですね。立ち飲み屋さんとかも普通に友達と行ったりしますよ。1人の時は自宅で風呂上りに1杯みたいな。酔っ払うとカラオケ行って歌いたくなりますよね。“歌とお酒”、これはセットです。イメージ通りでしょ(笑)」

 −−今年の秋口には待望の新曲が発売されるという。前作『忘れないで』から3年ぶりのリリースだ。
 「今回かなり間が空いてるんで、“森山愛子って歌やめちゃったのかな?”って思ってる人もいると思うんですよ。3年ぶりだからファンの方の期待はすごく高いと思うんですよね。でも、それ以上に自分でも出したかったですから(笑)。“もう1回デビューする”みたいな、そんな新たな気持ちで頑張ります!」

 −−新曲発売と同時に様々なプロモーション活動もスタート。多忙な彼女だけに、今のところ、恋人は歌?
 「歌は恋人じゃない。そこは違いますね(笑)。やっぱり恋人は欲しいですよね。でも今はまだ“どうしても欲しい!”っていう気持ちはないです。歌を歌っていたいですね」

 −−デビュー13年目を迎え、これからどんな演歌歌手を目指していくのだろうか?
 「演歌歌手だからって“こういう歌しか歌わない”っていうくくりにはハマりたくないんです。ただ、水森先生に教えていただいた“演歌の基本”はちゃんと守った上で、他のいろんな曲にもチャレンジしたいですね。やはり、自分が“演歌歌手”だという基本は絶対にブレちゃいけないので」

もりやま あいこ=1985年1月27日、栃木県宇都宮市出身。2004年、東芝EMIより『おんな節』でデビュー。同年、日本有線大賞、日本レコード大賞の両賞で新人賞を受賞。『王様のブランチ』(TBS系)などテレビ出演多数。芸名の「森山愛子」は、アントニオ猪木が命名。

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