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大手とんかつ店の「和幸」恵亭銀座店で、客の食べ残したキャベツ、お新香を使い回し

 全国で約270店舗を運営する大手とんかつ店チェーン「和幸商事」(神奈川県川崎市幸区堀川町)が運営する「恵亭銀座店」(東京都中央区銀座=松屋銀座内)で、客が残したキャベツやお新香を使い回していたことが分かった。

 一部報道機関に告発メールが届き、取材を受けた同社の内部調査で発覚し、同社が11月29日に発表した。

 同社によると、キャベツは大皿に、お新香は小鉢に盛り付け、客がキャベツ専用トング、お新香専用箸、取り皿を使って、個々に取り分け取り放題で食するスタイルで提供していたが、「恵亭銀座店」では一度提供した物を、別の器に盛り付け直して再使用していた。

 キャベツは05年6月〜09年頃までの間の年2回程度、09年頃から10年夏頃までの間の年4回程度。お新香は05年4月21日の開店〜05年5月までの約1カ月間(毎日)、09年春頃〜10年夏頃までの間の2〜3回。

 内部調査によると、05年6月以降、食材の発注ミスにより、閉店間際に食材が品切れになってしまったため、緊急時の対応策として、従業員の独自な判断と安易な考えで、再使用をしていた。

 10年夏頃に同社のお客様相談室に問い合わせがあり、当時担当のエリアマネージャーが確認したところ、再使用の事実が発覚したため、即時に中止させ、それ以降は行っていないという。

 また、他の3店舗でも、過去のお新香の使い回しが発覚した。「恵亭二子玉川店」(東京都世田谷区玉川)で05年5月までの毎日、「かつ工房和幸鶴ヶ島店」(埼玉県川越市大字天沼新田)で05年5月までの毎日、「かつ工房和幸あゆみが丘店」(神奈川県横浜市都筑区あゆみが丘)で06年10月頃までの毎日。

 同社では再発防止のため、調査委員会を設置し、メニュー内容、提供方法、マニュアル等の再見直しを図るとともに、巡回指導、チェックを行うスーパーバイザー職を増員し、管理体制の強化を再構築し再発防止に努力するという。

 なぜ、今頃になって告発があったのかナゾは残る。もちろん、使い回しは良いことではないが、個別の客の皿に盛り付けたキャベツやお新香の食べ残しを、使い回していたわけではなく、10年夏以降は行われていないのが、せめてもの救いだ。
(蔵元英二)

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