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紅白出場条件に無理難題を突きつけていた安室奈美恵

 おおみそかの紅白歌合戦の目玉歌手としてNHKが安室奈美恵にオファーし、安室がNHKに対して無理難題をふっかけていることを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 紅白の目玉としては、年内で解散するSMAPの名前があがっていたが、現状ではかなり厳しい状態。そこで、同誌によると、代わりとなる目玉の確保に力を入れており、高畑充希主演の朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌を歌った宇多田ヒカルを説得。収録出演の線で内諾を取ったと言われているという。

 今年はリオ五輪の年だっただけに、ゲストには出来るだけ金メダリストをそろえたい意向だというが、何としても出場してもらいたいのがNHKの五輪中継テーマソング「Hero」を歌った安室。そこで安室にオファーしたところ、所属レコード会社を通じて「コンサートに来てくれるファンのことを考えると、ライブ以外で生歌を披露することは難しい」との返答が。

 その後、何度か交渉を重ねるうち、安室サイドが条件を提示したが、それが「フルコーラスで歌わせてほしい」。紅白は1人あたり2〜3分の持ち時間のため、NHKの担当者は頭を抱えてしまったというのだ。

 「NHKの紅白といえば、かつて長渕剛が海外からの中継で出演したうえ、堂々と時間をオーバーして歌い続け大ひんしゅくを買ったことがあった。それ以来、歌手の持ち時間には厳しいが、安室は紅白の出場経験もありそのことを知っているはずだがNHKの“誠意”をうかがい知るために無理難題をふっかけているのでは」(レコード会社関係者)

 安室は昨年、独立問題で揉めたデビュー以来の所属事務所から独立。しかし、まったく仕事へのダメージはなく、音楽番組への出演を封印し続けていることからライブは大人気。それゆえ、強気に出ていると思われるが、多少は譲歩してもよさそうなものだが…。

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