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【雅道のサブカル見聞録】年越し音楽イベント“アニソン紅白”が開催

 2010年12月31日に港区のニューピアホールで、年越し音楽イベント「キングラン アニソン紅白2010 supported by スカパー!」が開催された。本イベントは、「スカパー!」が独占生中継を行い、約800名の観客を前に歌合戦方式とメドレー方式で約3時間半に渡りアニソン100曲を披露するというもの。開催二回目となる今回から、本家紅白歌合戦にならって、視聴者と来場者の投票で勝敗を決める形式となり、白熱した歌合戦が展開された。

 白組のbless4による「Stitch is Coming」、紅組のAKINOによる「創聖のアクエリオン」の披露で、オープニングから一気に盛り上がる。メドレー対決の第1弾では、紅組からは、米澤円、野水いおりによる「アタックNo.1」、白組からは、たいらいさお・速水けんたろうによる「マッハゴー・ゴー・ゴー」、関智一の「ガッチャマンの歌」など往年の名曲が会場を沸かせた。スペシャル企画では井上喜久子、岩男潤子によるユニット“おさかなペンギン”が復活する一方、最新技術を使用した歌声も響き、今までのアニソン歴史を凝縮した、内容の濃いイベントとなった。

 会場と視聴者の投票の結果、紅組が1503票、白組697票と、紅組が大差をつけての勝利となった。この得票数の差は最近のアニソンで女性歌手が多いことが影響てしているのかもしれない。視聴者投票が始まってからの本家紅白の方が白組が絶大な強さをもっているのとは対照的だ。ラストは2010年キムタク主演の実写映画で話題となった『宇宙戦艦ヤマト』の原作主題歌で会場一体となっての大合唱で幕をとじた。

 なおこのイベント、会場の事情により、立ち見は厳禁。上半身だけ盛り上がるように開演前に注意があった。それで盛り上がりに差が出る訳ではないのだが、アップテンポの曲で思わず立ち上がりたくなる衝動を抑えるのは結構つらい…。来年の開催時は立ち見席設置もぜひ検討してもらいたいものだ。前列の方で数本のサイリュームを持ち、上半身だけで激しくオタ芸していた人たちのためにも…。(斎藤雅道)

【白組司会】
荘口彰久
【白組出演者】
石原慎一/鵜島仁文/柿島伸次(かっきー&アッシュポテト)/神威がくぽ(がくっぽいど)/川添智久/喜多修平/コタニキンヤ./サイキックラバー/佐々木望/関俊彦/関智一/たいらいさお/谷本貴義T-Pistonz+KMC/成田賢/NoB/速水けんたろう/福沢良一/腐男塾/bless4/水島裕/宮内タカユキ/山形ユキオ

【紅組司会】
喜屋武ちあき
【赤組出演者】
AKINO/azusa /Asriel/麻生夏子/彩音/池田彩/ウルトラプリズム/榎本温子/太田貴子/沖佳苗/おさかなペンギン(井上喜久子・岩男潤子)/GUMI(メグッポイド)/五條真由美/佐咲紗花/詩織ジェーニャ/崔善/DOYO組/中野愛子/南里侑香/野水いおり/mao松本梨香/MIQ/宮本佳那子/山野さと子/山本麻里安/米倉千尋/米澤円

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