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炎上続きの「バイキング」、カメラワークまで批判対象に? 号泣女性の目“どアップ”に「不謹慎」の声

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坂上忍

 8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、4日に享年39歳でこの世を去った、音楽プロデューサー・松原裕さんの告別式を取り上げた。

 式には、ロックバンド「マキシマム・ザ・ホルモン」のナヲらが出席しており、取材に答える形で松原さんとライブで会ったエピソードや、告別式での松原さんの2人の息子の様子などを涙ながらに語った。スタジオでは、VTRの終了とともに、話題は松原さんの長男・佑吏さんのコメントに切り替わった。

 しかし、Twitterでは、このナヲの出演映像が物議を醸している。VTR中、カメラが涙を流すナヲの目を“どアップ”に映し出すシーンがあったのだが、これに一部の視聴者が嫌悪感を示した。「あんな“どアップ”見たこと無い。毛穴撮ってるみたい」「感極まった瞬間にすかさず目元を映すのやめな? 感動ポルノなの?」「わざとなの? 悪意があるように見える」「不謹慎だと思う」などの声が上がり、告別式とは別の部分に注目が集まってしまった。

 バイキングは、出演者の発言や演出を巡り、炎上するケースが後を絶たず、放送中には必ずといっていいほどSNSに出演者の発言への批判が投稿されている。特に、MC・坂上忍の共演者に対するパワハラとも取れる言動が炎上してしまうが多い。最近では、麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧被告を巡る、電気グルーブ・石野卓球のツイートに対し、坂上や東国原英夫らが批判の声を上げ、視聴者から反発を受ける事態を起こしている。

 炎上することが多いバイキングだからこそ、カメラワークまで批判の対象となってしまったのかもしれない。しかし、注目を浴びているからこそ、多くの視聴者に背を向けたまま過剰な演出をし続けていると、いつか本当に視聴者に見向きもされなくなる日が来るのではないか。

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