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「萌え」が、如来と菩薩に融合! 「もえぶつ」って何?

 「萌え」が日本の巨大産業となり世界各国に輸出される昨今。究極の美少女萌えフィギュアが誕生した。なんと「萌え」が「仏像」と融合したというのだ!
 筆者は発売元である回天堂に取材をお願いして、この「もえぶつ」という究極の萌えフィギュアプロジェクトを企画したA-toysさんに話を伺うことが出来たので、そのインタビューの内容をお届けする。

 −−仏像を萌えフィギュアにするのは、新しい切り口だと思うのですが企画はいつごろ思いつかれたのですか?
 (A-toys)2008年に新しい美少女フィギュアを作ろうというプロジェクトを立ち上げました。いろんなアイディアを集約したら、究極のキャラクターは仏像じゃないか? ということになり、今回の企画がスタートしました。

 −−仏像にエロスを表現することに抵抗はないですか?
 (A-toys)そもそも日本人はあまりフィギュアが好きな民族ではありません、でも唯一好きなのは仏像です。もちろん信仰の対象として見ている訳ですから大事ですね。なら、その分野に「萌え」を入れるのはアリだと思いました。

 −−でもそれは大胆な方法ですね。もえぶつのイラストはどなたが描かれたのですか? またフィギュア以外にも企画があるそうで…。
 (A-toys)はい、イラストは、漫画家のぶるマほげろーさんにお願いしました。菩薩、如来の他にあと一つ、もえぶつはいます。またこの企画は「もえぶつ」というタイトルで設定やストーリーなども完成しています。現在、海外と共同でアニメ化の話が進んでいますし、また実写版も企画進行中です。

 −−実写というのは大胆ですね。女優さんがこのスタイルになる訳ですからね。
 (A-toys)いろいろと期待していただければと思います。「もえぶつ」の応援をよろしくお願いいたします!

 様々な企画が進行中の「もえぶつ」、美少女フィギュアマニアのみならず、要注意な企画であることは間違い無い。

「もえぶつ」ストーリー

 車折明美、鹿王院如来、鳴滝菩薩の三人は古都大学付属高校に通う仲良し女子高校生トリオ。
 高校生にしては幼児体型で、性格も子供っぽいことを気にしている車折明美、ボーイッシュで男らしい性格の女子である鹿王院如来、車折明美、鹿王院如来の同級生であり、ジュニアアイドルユニット「ツインカムシスターズ」のメンバーでもある鳴滝菩薩。
 性格もタイプも境遇も全然違う三人の唯一の共通点は、「仏像が大好き!」ってこと。
 ある日、三人は、古都大学付属高校の校長から小型の仏像をプレゼントされます。
 仏像好きの三人は、自分たちの手に渡った仏像を大事に扱いますが、その仏像こそ、四 十年前に京都で開発された物質転送装置であったのです! 三人は物質転送装置の力で、仏像と融合。不動明美、涙如来、魅力菩薩となって、京都に現れた怪物と、京都と京都に暮らす人々を守るために戦うことになります!
 京都を襲う怪物の正体は「未怪決」。
 「未怪決」は、日本という国に恨みを持つ陰陽師である加藤暁生が、人々が心に抱える未解決な悩みを、怪物化(式神)させたものです。
 「もえぶつ」の戦いはただ怪物を倒すだけではなく、「未怪決」を生むことになった人々の悩みを解決して、悟りを開かせるための戦いなのです。

 「仏の顔も三度まで。あなたには成仏してもらいます!!」

「もえぶつ」企画:A-toys / デザイン:ぶるマほげろー /販売:回天堂
 (C)A-toys/Reo

A-toys http://a-toys.biz/figuaxreo/
回天堂 http://kaitendoh.com/

写真/魅力菩薩&涙如来

(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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