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【週刊テレビ時評】好調続くNHK朝ドラ 「マッサン」好発進

 9月29日に放送開始したNHK連続テレビ小説「マッサン」(月〜土曜日午前8時〜)の第1週「鬼の目にも涙」の週間平均視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は21.3%だった。

 前作「花子とアン」(吉高由里子主演)第1週の平均21.6%には及ばなかったが、前々作「ごちそうさん」(杏主演)第1週の21.1%を超える好発進となった。

 かつては、平均視聴率20%超えが当たり前だったNHK朝ドラだが、03年後期の「てるてる家族」(石原さとみ主演)から低迷期に入り、09年には「つばさ」(多部未華子主演/平均13.8%)、「ウエルかめ」(倉科カナ主演/平均13.5%)まで落ち込んだ。

 しかし、放送時間が午前8時15分から午前8時に変更された10年前期「ゲゲゲの女房」(松下奈緒主演/平均18.6%)から盛り返し、12年前期「梅ちゃん先生」(堀北真希主演/平均20.7%)で9年ぶりに大台突破。12年後期「純と愛」(夏菜主演/平均17.1%)は20%に届かなかったが、13年以降、「あまちゃん」(能年玲奈主演/平均20.6%)、「ごちそうさん」(平均22.4%)、「花子とアン」(平均22.6%)と3作連続でヒットを続けている。

 「マッサン」の主役は玉山鉄二と、米国人無名女優のシャーロット・ケイト・フォックス。朝ドラ91作目にして初めての外国人ヒロインとあって、不安視されていたが、上々のスタートとなった。

 なお、10月6日放送予定だった第7話は台風18号の情報を流すため、NHK総合では朝ドラの放送を中止し、7日に2話分をオンエアする異例な事態となった(NHK BSプレミアムは通常通り)。

 ここ数週、低迷していたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第40話(同5日)は17.6%と前週より、3.0ポイントの大幅アップ。第31話(8月3日)の18.2%以来、9週ぶりの高水準で、過去7番目に高い視聴率となった。同日、関東地区は台風接近前夜で雨が降り続き、在宅率が高かったのが好視聴率の要因か?
(坂本太郎)

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