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お笑い芸人 豪快伝説 其の三十四『おぎやはぎ』

 お笑い芸人。コメディアン。エンターテイナー。そんな彼たちがかつて刻んだ偉大なる伝説、爆笑列伝を紹介していく連載の34回目。サーティーフォーバウトは、おぎやはぎだ。

 「おぎやはぎのようになりたい」という目標を掲げて、芸人養成学校に入学する素人が増えている。矢作兼と小木博明。そろって東京都出身。ダブルで眼鏡という風貌を、芸人で初めて浸透させた。

 いっぽうで、声を張らず、相手を褒め、低いテンションで進める漫才は、万人が受けいれるまでに時間がかかった。漫才日本一決定戦を決める『M-1グランプリ』の初年度(2000年)。ふたりは決勝の舞台に立っていたが、一般審査員による合計点数は、ダントツの最下位。“曲者”の笑いを認めない関西人が、東京へのアレルギーを示した結果だっただけに、翌年、早々とこの制度は廃止した。

 この屈辱がバネになったのか、ふたりはみずからのテリトリーで力をつけた。バナナマンと、ラーメンズ。まだ無名ながらも、東京のライブシーンをしっかり牽引していた2組と、合同ライブ&ユニットを始動させた。すると、噂が噂を呼び、チケットは即日完売。業界関係者が目をつけだし、テレビタレントとしての起用がはじまった。M-1の逆襲、達成である。

 高校の同級生で、卒業後は別々の会社に就職したふたり。20代前半で、小木はハワイ、矢作は上海勤務の経験がある。これがスタイリッシュな生活スタイルの地盤になっているのか、赤貧、安月給、アルバイトといった、若手芸人の必須事項とは無縁で、ここまできた。これが、前に出てナンボという関西芸人に嫌われた理由だ。

 しかし今では、明石家さんまも絶大な信頼を置き、ダウンタウンにいたっては、TBS系列『リンカーン』のメインMCをふたりに任せることさえあるほど。ドラマも映画もCMも。司会もひな壇も汚れ仕事も。幅広いジャンルをこなせるふたりは、ゆとり世代の現代っ子がたどりつきたいポジションに君臨している。(伊藤由華)

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