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NHK副部長が同僚の財布から現金を抜き取る

 NHKは3月26日、職場の同僚の財布から現金を繰り返し盗んだとして、横浜放送局かながわ東営業センターの男性副部長(49)を、「職員として許されない行為であり、責任は極めて重い」として、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 NHKによると、副部長は12年から2年間にわたって、同県川崎市中原区の職場で、職員が席を外している間に、机やカバンの中の財布から数千〜数万円を抜き取っていた。

 2月上旬、同僚の1人が財布から現金がなくなっているのに気付き、内部調査したところ、副部長の仕業であることが判明した。

 副部長は盗んだことを認めており、「生活費の一部に充てていた。申し訳なかった」と話しているという。

 被害を受けた同僚は13人で、被害総額は計約140万円にも上る。受信料の被害は確認されなかった。

 被害を申し出た13人に全額返済しており、示談が成立。公金ではないことから、NHKは副部長を刑事告訴しない方針。

 副部長は11年6月から、同センターに勤務しており、受信契約の交渉などを担当する管理職だった。

 NHK広報局は「コンプライアンスの徹底を進めている中で誠に遺憾であり、改めて綱紀粛正に努める」としている。

 人様の財布から現金を抜き取るのは、明らかに窃盗だ。クビにはなったが、告訴されないだけましというところか…。
(蔵元英二)

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