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剛力彩芽 主役の座を“剝奪”される

 ミリオンセラー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」が、女優の黒木華と俳優の野村周平のW主演で映画化され、来年公開されることを、一部スポーツ紙などが報じた。

 同作は、黒木演じる若くて美しいビブリア古書堂の店主・栞子(しおりこ)が、驚くべき本の知識とプロファイリング能力で、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくミステリー。野村が演じる、栞子にひそかに思いを寄せる店員・大輔との恋模様も描かれるという。

「演技派女優として知られる黒木と若い女性を中心に人気の野村だが、2人とも“数字”を持っているかと言われれば微妙。製作サイドはなかなか思い切った決断」(映画業界関係者)

 とはいえ、もともと同作は、13年に剛力彩芽が主演したフジテレビ系の月9ドラマとして放送。全11話の平均視聴率が11・3%を記録していたのだが…。

「剛力の主演が発表された際、原作ファンからは批判が殺到。ファンの“ネガティブキャンペーン”のせいもあってか、終盤に向けて視聴率が伸びず、最終回が最低視聴率を記録するという事態に陥ってしまった」(テレビ局関係者)

 同ドラマを始め、続々と民放の連ドラ主演をこなしていた剛力。4月からはテレビ朝日系のドラマ「女囚セブン」に主演するも、それほど話題にならず。その後は、Amazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ「フェイス―サイバー犯罪特捜班―」で主演をつとめた。

「事務所が“ゴリ押し”して民放への主演が続いていたが、数字が取れていないので、各局起用を控えるようになった。『ビブリア』の映画版はファンの反応を考え、剛力から主演の座を“剝奪”することになってしまった」(芸能記者)

 映画版が発表されたにもかかわらず、キャストから外された剛力の胸中やいかに。

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