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“どん底”から這い上がれないフジテレビ

 フジテレビで17日に放送された「嵐」の相葉雅紀主演のフジテレビ系・月9ドラマ「貴族探偵」の初回の視聴率が11.8%(ビデオリサーチ、関東地区、以下同)、15日と16日の2夜連続で放送された松嶋菜々子主演のフジテレビ系ドラマ「山崎豊子ドラマスペシャル 女の勲章」が15日の第一夜が8.1%、16日の第二夜が6.2%だった。

 「貴族探偵」は87年4月からドラマ枠になった「月9」の30周年を飾る話題作。主人公は召使いに推理をさせ、本人は何もしないという異色の探偵だが、話題になったのは内容よりも豪華共演者。武井咲、中山美穂、井川遥ら主演クラスの女優に加え、松重豊、滝藤賢一、生瀬勝久ら名脇役をそろえ、3クールぶりの初回視聴率2ケタスタートとなったのだが…。

 「月9は亀山千広社長にとってかなり思い入れのある作品。自身の進退をめぐる報道も出始めているだけに、なりふり構わず金をかけたが、思わぬ高視聴率を記録することができなかったばかりか、KAT-TUNの亀梨和也と山下智久がW主演した日本テレビのドラマ『ボク、運命の人です。』の初回視聴率12.0%よりも下回ってしまった。このドラマの結果次第で、月9枠自体の見直しにもつながりそうなだけに、今後の視聴率が注目される」(テレビ関係者)

 「女の勲章」は「白い巨塔」、「不毛地帯」などで知られる山崎豊子さんの同名小説が原作。大阪の問屋の家で生まれ育った主人公が洋裁学校を始め、デザイナーとして東京そして世界へと羽ばたく物語だった。

 「放送前には白いバラやそのつるに囲まれた背景の中、真っ白なノースリーブのドレスを身にまとった松嶋の優美な姿を表現したポスタービジュアルが公開されたがそれほど話題にならず。フジはかつて“視聴率女王”だった松嶋にいつまでもすがっているが、ここ数年放送されている春のドラマスペシャルはまったくふるわない。月9を筆頭に、今まですがっていたものを手放さないと“どん底”の現状からは這い上がれないだろう」(芸能記者)

 予算がなく企画力で躍進するテレビ東京から少しは学んだほうが良さそうだ。

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