フジテレビ系情報番組『とくダネ!』のメーンキャスター・小倉智昭(69)が、ついにその座を追われることになりそうだ。その原因は、先日急浮上したスキャンダル。9月1日発売の『週刊文春』に、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された俳優、庄司哲郎容疑者に資金提供をしていたことが報じられたのだ。
「小倉は、同じ事務所に所属していたこともある庄司容疑者の才能を評価し、絵を買うなどして応援してきたようですが、覚せい剤購入の資金源だったかのような書き方をされたことには『納得いかない』と激怒していました」(芸能記者)
『とくダネ!』は低迷するフジにあっては健闘している番組の一つだが、年間4億円とも言われる小倉のギャラが制作費を圧迫する状況が続いており、この数年、フジは降板させるタイミングをうかがっていたという。
「本人が資金提供疑惑を否定したところで、イメージダウンは免れません。来年70歳という節目の年を迎えることもありますし、“お疲れ様でした”と送り出せる流れが出てきましたね」(前出・フジ関係者)
そうなると気になるのは、後任キャスターが誰になるのかということだ。
「長く『とくダネ!』に出演し、小倉が休みのときには代理司会もこなす笠井信輔アナは、フジ上層部が買っていません。水面下で調査を進めているのは、主婦層からの絶大な人気を誇るTBSの安住紳一郎(43)アナです」(放送担当記者)
安住は、フリー転身が噂される最後の大物として、ここ数年、名前が取り沙汰されてきた。
「フリーになるなら所属先は、宮根誠司や羽鳥慎一のいるテイクオフと言われています。安住が担当すると、テレ朝『モーニングショー』の羽鳥とぶつかりますが、そうなれば羽鳥は晴れて『報道ステーション』に移るでしょう」(同)
フリーアナ界の勢力図が大きく塗り替えられそうだ。