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藤江れいな卒業公演 NMB48劇場 2017年5月27日

 NMB48の藤江れいなが、27日にNMB48劇場で卒業公演を行った。

 藤江は2007年5月27日に研究生としてAKB48に加入。その後『AKB48グループ大組閣祭り』にて、NMB48へ完全移籍することになった。AKB48として7年、NMB48として3年の活動となり、この日が藤江にとって丸10年ということで、その節目の日に卒業することになった。

 すでに藤江の地元の千葉県と大阪で卒業コンサートが行われ、卒業公演の前日には、AKB48劇場で同期である4期生による特別公演も行われた。そして遂に卒業という運命の日がやってきてしまった。卒業公演の演目は藤江の所属しているチームBIIが現在行っている『恋愛禁止条例』である。

 幕が開き『長い光』『スコールの間に』『JK眠り姫』『君に会うたびに恋をする』と歌い、いつもの公演となんら変わらない光景なのだが、明日からそこに藤江がいないと思うと、一瞬たりとも見逃すことができない。知らず知らずに藤江の動きを目で追ってしまい、これまで藤江が歩んで来た道のりを考えながら観てしまっている。

 続いてユニット曲で『黒い天使』となるのだが、センターポジションに藤江が入っている。本来は太田夢莉がセンターなのだが、この曲はAKB48に在籍していた時に藤江が歌っていた曲で、しかも藤江にとって思い出がイッパイの曲ということで、藤江がセンターとなり歌うことになった。懐かしさと新鮮さが融合して、最後の最後に藤江バージョンの『黒い天使』をやってくれたことは、藤江以上にファンも大喜びだった。

 常に藤江は笑顔でステージに立ち、今日で本当に卒業してしまうのか? と疑う気持ちにもなってしまうほど、楽しんでいる藤江がステージにいた。しかしそんな素敵な時間はあっという間に過ぎてしまい、最後の曲『あの頃のスニーカー』で本編の幕は閉じた。

 アンコールでは、藤江ファミリー(藤江のファン)の代表が、これまでの藤江の活動を称えた口上があり、アンコールとして「れいにゃん」コールが発動された。

 熱いコールに応え、藤江は再びステージへと向かった。アンコールではNMB48の最新曲『僕以外の誰か』から始まり、NMB48メドレーと続いた。そして最後に『大声ダイヤモンド』で終了となったのだが、その後に何と藤江はウェディングドレスで登場したのだ。そこでAKB48在籍時に初の選抜となった『10年桜』を披露してくれた。藤江の原点の曲でもあり、10年という節目の集大成でもある。この『10年桜』がアイドルとして歌う最後の曲となり、藤江はNMB48の卒業とともにアイドルも卒業となった。

 藤江は「10年前の今日、私はAKB48 4期生研究生の1期生として加入しました。色々なことにチャレンジしましたし、色々な方と出会いました。楽しいことだけでなく嫌なこともありましたけど、それをすべて含めて今の私にとって誇りになっています。NMB48に加入して3年があっという間に経ちました。NMB48はみんな後輩なんですけど、後輩から学ぶことも多かったし、AKB48時代には想像もしていなかったキャプテンをNMB48でやらせていただきました。私をNMB48が成長させてくれたと思います。本当に私は色々な方に恵まれて、本当にこうしてたくさんの方が私に関わってくれて感謝の気持ちでイッパイです。私は今回10年という節目で卒業を迎えられることができましたけど、今まではどんな時でもメンバーが近くにいてくれたので、頼ってきた部分もありましたけど、これからはひとりでやっていかなきゃいけないので、正直不安はあります。でもいつでもどんな時でも藤江ファミリーは私の近くにいてくれて、どんな時でも私を支えてくれました。そんな素敵な皆さんに出会ったことで私は本当に幸せです。皆さんが藤江れいなを応援してたと胸を張って言ってもらえるように大きく成長できたらと思います」。

 「NMB48にはカワイイ子がたくさんいますし、全員わたしにとってカワイイ妹なので、今後はNMB48がてっぺんを目指せるようにずっと応援し続けて下さい。私はアイドルを10年続けてきて悔いはありません。アイドル最高です」とコメントした。

 NMB48の卒業と同時にアイドルも卒業する藤江は次なるステップに進むことになる。今後は女優を中心として活動をするそうだが、どんな女優になるのか今から楽しみである。

(C)NMB48 取材/ブレーメン大島

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