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「本番は私より怖い」バブリーダンス・コーチ、厳しく指導するワケ

 4月3日に放送された『セブンルール』(フジテレビ系)では、昨年“バブリーダンス”で注目を集めた大阪府立登美丘高校ダンス部のコーチ・akane氏を特集した。今や振付師として多くの注目を集める彼女のこれまでの歩みや、素顔に迫った。

 akane氏がダンスにのめり込んだのは3歳の時、親の勧めでダンススクールに通い始めたのがきっかけ。その後、登美丘高校に進学し、当時は同好会だったダンス同好会を部に昇格させ、2年生ながら部長を務めるなど、ダンス部の中心メンバーとして活躍した。

 高校卒業後は「ダンサーになる」という夢を叶えるため日本女子体育大に進学する。だが、在学中に高校の後輩からオファーを受けて同高校のコーチに就任。「裏方でやってる自分が好きやな」(akane氏)と、コーチとしてダンサーを支える楽しさに気付き、現在の仕事に至っていると話した。

 akane氏はコーチ業をする上でのポリシーを明かす。「ネガティブになってはいけない。(生徒に)絶対に伝染するから、自分が『いけるかな?』『不安やな』って思った瞬間にみんな不安になる」と、生徒の前では常に前向きでいるように心がけているそうだ。

 番組スタッフは練習中の様子を撮影。「きったねぇ」「なんで止まらんの?」と部員に厳しい言葉をかけるakane氏に、スタッフが「なぜそこまで追い込むのか?」と質問した。

 akane氏は「本番は私より怖いから」と説明。「舞台に立ったことがある人にしか分からないんですけど…(舞台は)真っ暗なんですよ。それだけでめっちゃ緊張する」とダンサーとしての経験から、あえて厳しく指導していると説明した。

 続けざまにakane氏は「『こんだけやったらいけるわ』っていう自信に繋がるから、自分が追い込み、注意する」と、本番のプレッシャーに負けないぐらいの自信を掴んでほしいという思いを込めて、厳しい言葉をかけていると語る。

 akane氏の指導の様子を目にしたタレントのYOUは「昨今、パワハラなのなんだの言いますけど、やっぱり厳しいほうがいい、好きだな」と愛のムチを送り続けるakane氏を賞賛した。

 ネット上でも「こんな指導者と巡り合いたかった」「部員さんたちはいい経験になるね」「すごく元気が出た」とakane氏の指導者としての姿勢に感銘を受けた人が多かった。

 バブリーダンスをきっかけに振り付けの依頼が多数舞い込むようになったakane氏。今後はますます、akane氏の世界観が盛り込まれたダンスを見る機会が増えそうだ。彼女が裏方として、どのような輝きを見せてくれるのか楽しみにしたい。

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