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期待の次世代ブレイク芸人 「おかずクラブ」と「バンビーノ」

 2015年上半期も終わりに近づき、ほんの少し前にはテレビの常連だったお笑い芸人の顔ぶれが、変わりつつある。今、次世代ブレイク芸人のトップランナーになりつつあるのは、おかずクラブだ。

 年始に、ナインティナインがレギュラーを務める番組の、若手芸人発掘企画“おもしろ荘”(日本テレビ系)で優勝。巨漢のゆいPが織りなすド迫力演技と、“素朴なブス”オカリナが発するちょいウザな世界観は、絶大なインパクトを与えた。結成わずか5年。すでに、女芸人を脅かす存在になりつつある。

 昨今の女性芸人は、“奇跡のWブス”の先駆者というべくオアシズを筆頭に、森三中、ハリセンボン、ニッチェ、たんぽぽの例を見てもわかるとおり、双方がキャラ立ちしている。その不文律に則れそうなのが、おかずクラブだ。

 きのう5日に放映された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、ロンドンブーツ1号・2号の田村淳が、オカリナが看護婦時代の仲間とルームシェアしている部屋で、1泊お泊まりする映像が流された。そこでは、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーから支給された給料の明細書から、最近の月給が12,000円弱だったことが明かされた。しかし、この厳しい現実はおそらく、むこう数カ月で飛躍的に変わるだろう。

 いっぽう、リズムネタ芸人ながらも、独自の道を歩んでいるバンビーノも、台風の目になりそうだ。昨年、ノーマークながらも『キングオブコント2014』で決勝戦に進出。そこで披露した、♪ダンソン フィーザキー♪という謎のダンスと呪文がスマッシュヒットした。優勝こそ、シソンヌに明け渡したが、YouTubeなどの無料動画サイトを中心に、その後ジワジワ人気に火がついた。

 既婚者の石山大輔が2年前、新婚旅行で訪れたタイで見た、象と象使いの様子をコントで再現。そこにオリジナリティを加えて誕生したのが、「ダンソン」。ブラジルにサッカー留学をしていたころ、言葉は通じなくとも、パフォーマンスで人を笑顔にできることを知った原体験も、大きな起因だ。

 ちなみに、相方の藤田裕樹は、上方落語家・桂きん枝の甥。元料理人でもあるが、今は芸人の道に進んで正解だったと思えるはずだ。

 依然としてネタ番組が少ない今、この2組に求められるのは、爆笑実体験とトークテクニック。ほんとうの試練はこれから…なのかもしれない。

【訂正】『キングオブコント2014』の優勝はじゅんいちダビッドソンとありましたが、シソンヌの間違いです、訂正してお詫びします。

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