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予約無しで果たしてipadは買えるのか? を身をもって検証してみた

 この5月28日に販売され、世界中で品薄であると言われているipad。

 それを筆者は予約無しで買えるかどうか、身をもって実験してみたので、報告する。
 言うまでも無く、ipadはまったく新しい端末である。筆者のような新しいもの好きにはたまらない魅力を秘めている。計画を開始したのが5月30日。片道1時間かけ、筆者の住む奈良県で唯一ipadを扱っている某電気店へと車を走らせた。
 店に到着したのが開店30分前、全くと言っていいほど人が居ない。あれだけニュースのネタにもなったにも関わらず、並んでいる客は筆者のみであった。30分後、開店。店内のアップル商品取り扱いコーナーへ足を向ける。
 「ipadありますか? と店員に尋ねると、「予約の予約なら可能です」と返ってきた。つまり、「予約をするための予約」を今なら取れるというのだ。即予約の予約をすると、31日の午後1時から予約開始と言われる。そこで次の日、31日の午後12時30分にあらためて店に到着。

 店員に今から予約は可能か? と、無茶な注文をするとあっさりOK。
 結果としては、通信が混み入り、1時30分仮注文完了となった。この時点で販売所には椅子まで用意されていたが、予約開始から30分経過してるにもかかわらず、ipadを求める人は居なかった。
 なお、この時筆者が注文したのは3G+WIFIの64Gタイプである。店員さんに在庫状況を確認すると、「まったく検討もつかず、アップル社にすら在庫がない状態である」と断言された。これはいよいよ7月くらいに入手かな? と思っていたが、ネットを駆使して情報を掻き集めると、ちょくちょく販売店には卸されているというのが分かった。
 また、アップルストアから購入した人たちは6月7日までに発送されるというステータスになっているという。

 更にネットを駆使しながら情報を集め、アプリをダウンロードしまくっていると、3日に各地方で入手したとの声を見つけた。あくまでうわさ話だが、関東8、関西1、地方1の割合でipadが発送されたというのだ。勿論、関東のマスコミ対策であるらしい。こうなると、居ても立ってもいられなくなる。
 6月4日、開店10分前にまたもこの店へと足を運び、開店と同時に店員に申し込み書を見せる。店員は奥に引っ込んだ。戻ってくると、在庫は確保できているとのこと。しかし、登録作業がまだ済んでいないため、明日の午後4時以降の渡しになると言われた。筆者は翌日午後1時〜4時頃まで京都で所用があったため、午後6時渡しを予約しておいた。
 「お待ちしております」と店員に言われ、こちらも会釈。一日千秋の思いで明日を待った。

 そして、ついにその日がやってきた。
 所用を終わらせ、店まで車を走らせる。早く着きすぎたが、20分早く登録作業に移ることができた。
 いよいよ、受け渡し。
 ついでに店員に入荷台数を聞いてみたところ、申し上げられないとのこと。これはネットの情報通りだった。

 使用してから2日経ったので、軽くレビューしてみようと思う。まず、操作面。完璧である。基本的な動きには直感で操作できる。ただ、開発者が変わってくるアプリに関しては、使い方をネットで調べたり、あちこちいじくらなくてはならない。統一されていれば良かった気がする。ネットも3G回線はさくさく動く。GPSは精度が少し悪い。
 また、筆者はGPS搭載型を選んでいるのでipad対応のカーナビアプリが出てくれることを強く望む。
 カメラキットなどのツールが品薄なのも減点であるが、全体的には悪くない。つまり、多機能すぎるため、まだまだ可能性を秘めており、使い方の方向が定まっていないというのが率直な感想だ。いずれにせよ、手に入ったので常時持ち歩いている。これからの発展に期待したい。


(オタク電脳記者 天驚院勝彦 山口敏太郎事務所所属)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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