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格闘技界斜め斬り・三者三様 11・8両国激闘カード大予想

 吉川 今回は新日本プロレスの11・8両国国技館大会の注目カードをピックアップしたいと思います。メーンの中邑真輔VS棚橋弘至のIWGP戦は、新日本にとっては切り札のカードになりますが、お二人はどちらが有利と見ていますか?

 菊池 やっぱり中邑の方に分があるんじゃないかな。(右目眼窩内側壁骨折から)復帰してきた棚橋はちょっと無理をしている感じを受けるんだよな。キザなところは相変わらずだけど、調子のいい時の華やかさがちょっとないんだよ。

 永島 中邑は猪木に挑戦状を叩きつけた手前、ここで負けたら立場がないよ。だから俺の希望としては、ぜひとも中邑に防衛してもらいたい。彼が持っている独特のキャラを生かして、他団体との対抗戦に入ってほしいよね。中邑はそれが一番合っているよ。

 吉川 ただ、中邑と猪木問題に進展はなく、このまま収束しそうなムードです。

 永島 それでも中邑は突っ走ればいいんだよ。絶対に新日本の中にも理解者がいるはず。防衛することが条件だけど、やっぱり1月4日まで猪木問題は引っ張ってもらいたい。中邑にはその使命がある。

 菊池 その発言は無責任だよ。永島君は猪木寄りで、猪木が好きなのは分かるけど、新日本は猪木と関わりを持つ気はないと思うな。

 永島 菊池さん、これは好き嫌いの問題ではなくて、業界のために猪木の名前を利用すべきなんですよ。

 吉川 猪木戦が実現しなければ、口火を切った中邑のイメージが悪くなるという声もありますが、むしろその逆で、リスクを恐れず仕掛けたことによって存在が際立った気がします。

 永島 俺が両国大会で一番興味があるのは真壁VS飯塚のチェーンデスマッチだね。ここにきて飯塚がいい味を出しているよ。彼のことは昔からよく知っているけど、実力はあっても性格が災いして、トップに食い込めなかった。本当に優しい人間だったから、いまのスタイルになった時にはガク然としたよ。

 菊池 いままで地味だったけど、ひと皮むけた感じで俺は飯塚のヒールはいいと思うよ。ヒゲをはやした顔が似合ってきたし、ヒール向きになってきた。JJジャックスでやっていた頃より、いまのほうが個性が出ているよ。ヒールとして存分に憎まれているんだから、スタイルチェンジは成功といえるよな。

 永島 飯塚は基本をしっかり身に着けているから、ヒールをやっても説得力があるんだよね。それこそ上田馬之助になるべき。それは金髪とかの風体ではなく、ヒールとして徹底的に暴れ回ってほしい。限りない可能性を秘めているよ。

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