「プロジェクト名は“Xプラン”。亀山千広・新社長の肝入りです。それほど腹をくくって来年度に勝負を掛けている。テレ朝や日テレに勝つために、もう余裕は無いんです」(編成関係者)
改革第一弾として大ナタを振るったのが、番組開始からわずか半年で打ち切りを決めた『アゲるテレビ』で、「当分の間、同放送枠はドラマの再放送枠に切り替えられる」(事情通)という。さらに『とくダネ!』も後枠に情報番組バラエティーを立ち上げ、小倉智昭は“リストラ”。極めつけは、常に話題に上る、あの番組だ。
「懸案となっていた『笑っていいとも!』。これを一旦、打ち切る。31年も番組司会を務めたタモリをリストラするための、最終手段です」(関係者)
既に水面下では、打ち切り問題を巡ってフジとタモリがぶつかり、深刻な事態になっているという。一連の騒動が発覚したのが7月1日の放送中だった。
「タモリが反対していたオネエ系のイケメンコンテストを、新しく番組に来た総合演出がゴリ押ししたんです。結果、タモリは途中から映らなくなり最後まで戻って来なかった」(事情通)
実は、これは氷山の一角に過ぎないという。
「新コーナーを巡って、ことごとくこの総合演出とぶつかり、ついにタモリを怒らせ『番組を降りる!』とまで言わせてしまったそうです。局内では、あの演出の派遣も“Xプラン”の延長だったという笑い話が飛び交っています」(放送作家)
では、来年4月以降に予定されている番組編成はどうなるのか。
「タイトルは『ハッピー・ピープル』(仮題)で、2時間にする。司会は結局、SMAPの中居正広で落ち着いた。『ライオンのごきげんよう』と東海テレビの昼ドラ枠は14時以降に枠移動し、埋まらない尺は『国分太一のおさんぽジャパン』で調整します」(関係者)
タモリはハメられた!?