「一連の騒動で能年は“面倒で厄介な女優”というイメージが付いてしまった。今のテレビ界で、あえてリスクを冒してまでオファーするプロデューサーはいませんよ」(事情通)
長いものには巻かれろという風潮のテレビ界。独立を示唆する能年の味方をするか、所属事務所の肩を持つのかは、業界人なら誰の目にも明らかだ。
「能年の所属事務所は飛ぶ鳥を落とす勢いの事務所です。新垣結衣、長谷川京子、マギーらが所属し、ドラマやバラエティーなどに大きな影響力を持っている。一方の能年は残念ながら代表作が『あまちゃん』だけ。映画『海月姫』は大コケし、実は女優として“?”が付いていた」(芸能プロ関係者)
今回の騒動で、潜在視聴率も8.8%から一気に3.5%に急落しているという。しかし、能年が業界関係者にソッポを向かれる理由はそれだけではない。一連のトラブルで露呈した女優としての覚悟や姿勢が問われ始めているのだ。
「今回の騒動で、能年には数多くのNG項目が存在することが業界中に広まってしまった。これは男性スキャンダルより深刻。本音を言えば、能年の言い分が正しいとか悪いとか、所属事務所が大手だとかは全く関係ない。女優としてプロの仕事をしっかりとこなしてくれればそれでいいんです」(同)
業界で問題視されているNG項目の内容だが、ブレイクしてわずか2年足らずの新人女優が口にするのも憚れるようなものが羅列されている。
「キスやセクシャルなシーンは完全NG。さらにのけぞったのは、役柄にまで指定があったこと。犯罪者や妊婦など、事細かにNGが提示されているんです。完全にカン違いしています」(民放プロデューサー)
当然、能年の女優としての価値は急落している。
「『あまちゃん』のお陰で民放ドラマのGP(ゴールデン&プライム)帯で主演を務めた場合は一本80万円〜までアップしたギャラが、現在は15万円〜。下手をしたらシングル万円の可能性もあります。さらにCM出演料も一本2000万円だったのが、この4月以降は一本300万円〜と大暴落してしまった」(大手広告代理店関係者)
今後、能年を待ち受けているのは棘の道だという。
「演技もできないのに周りからチヤホヤされて勘違いしてしまった。一番、悲惨なパターンです」(関係者)
女優としては、まだまだあまちゃん。