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「レッドブル・エアレース千葉2017」展示飛行で零戦が里帰り

 3、4日の2日間に渡り、千葉県の幕張海浜公園で「レッドブル・エアレース千葉2017」が開催された。

 今回は、大会本戦以外にも展示飛行が大きな注目を集めた。3日の「マスターズクラス予選」終了後と、4日の「マスタークラス ラウンド・オブ・14」開始前に大勢の観客が見守るなか、実に70年ぶりに零式艦上戦闘機二二型(零戦)が姿を現した。

 同機体は1970年代に南太平洋のパプアニューギニアで発見された残骸を、レストアしたもので、残念ながら中島飛行機製の「栄エンジン」は修理不可能で別のエンジンを積んでいるものの、他の部分は当時のままで、世界に現存するオリジナル零戦4機のうち日本人が所有するものとしては唯一の機体だ。

 さらに今回は日本人パイロットが操縦。これまでに米国人パイロットが操縦しての零戦里帰り飛行はあったが、日本人パイロットによる里帰り飛行は初めてだという。会場で零戦を見たという静岡県在住の30代男性は「短い時間でしたが、なんかとても感動しました」と話す。

 他にも大会期間中には民間旅客機史上で本格的な商業旅客機として、最初期に登場した名作機「ダグラス DC-3」や、陸上自衛隊の対戦車ヘリ「AH-64D アパッチ」なども展示飛行を行った。(写真・布留川司/文・斎藤雅道)

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