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マルクスはニートの借金王

友人の妻の訃報の返信で金の無心をするツワモノ
 科学的社会主義を世界に広めた偉人として知られるマルクスだが、彼が『資本論』を執筆している間ずっとニートとして暮らしていたのをご存知だろうか。マルクスは『資本論』の執筆を始めると、新聞記者を辞めて無職になった。当然家庭は困窮し、子ども3人も貧困ゆえに死んでしまう。もちろん夫婦喧嘩も絶えないが、マルクスは「妻が泣いてムカつく」「妻が正しいけどオレ短気だし」と言って逆ギレしていたらしい。一事が万事そういう自分勝手なヤツなのだ。

 そんなマルクスを支えたのが、友人のエンゲルス。マルクスの困窮に見かねて仕送りを繰り返していた。しかし、エンゲルスの妻が亡くなった際に、そのことを手紙で伝えると、返信で「金貸して」と言ったそう。さすがのエンゲルスもその時はキレたらしい。その後、マルクスは資本論を書き上げるが、結局金は返さなかったそうだ。

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