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宮崎戦争 巨人がソフト&オリックス連合に敗れる!?

 春季キャンプの始まる2月1日をプロ野球の元旦にたとえるメディアは今も少なくない。選手たちは1月中から自主トレ等ですでに始動しているが、ユニフォームの着用を許されるのは、2月1日からである。今もキャンプ初日がプロ野球の元旦と称される理由はそのためだが、今季、衝撃的な変化が見られるかもしれない。

 巨人が『宮崎戦争』で敗れる−−。そんな憶測が飛び交っている。
 キャンプ地・宮崎は巨人の聖地であり、『第2の本拠地』と言っても過言ではない。今季、宮崎県でキャンプを実施するのは、巨人、広島東洋、福岡ソフトバンク、オリックス、埼玉西武の5球団(一軍/途中移動も含む)。ソフトバンクはアイビースタジアム(生目の杜野球場)、埼玉西武は南郷中央公園の改修工事にも大きく関わったとされ、キャンプ地を移転させた時点から「この地に根付く姿勢」を見せている。とくにソフトバンクは福岡県に本拠地を置く球団であり、九州地区におけるスカウト活動にも力を注いできた。そのおかげで宮崎県のホークスファンはかなり多い。
 だが、巨人という球団は宮崎県にとって、何者にも変えられない存在でもあるようだ。あくまでも筆者が宮崎でのキャンプ取材をした際の心証だが、「巨人の悪口は言ってはいけない」との意識が宮崎全体に浸透しているようなイメージを持った。

 また、宮崎県が発表している春季キャンプの経済効果だが、WBC・日本代表が同地に招集された平成25年は95億円強。80億円以上のピーアール効果もあったという。プロ野球以外にも、Jリーグ、韓国プロ野球チーム、韓国プロサッカーチームも宮崎でキャンプを行っているが、この時期、推定約56万人強のキャンプ観戦者を県外から引き寄せるのは巨人である。また、巨人は宮崎で50余年も春季キャンプを行ってきた。
 たくさんの観光・キャンプ観戦者を連れてくる“巨人人気”が宮崎県の経済にも大きな影響をもたらしており、地元行政も前面サポートしてきたのだが、今季、『大きな異変』が起きようとしている。

 「ソフトバンクは工藤公康・新監督を迎え、松坂大輔も入団しました。オリックスは14〜15年オフの戦力補強に成功し、中島裕之、小谷野栄一、バリントン、ブランコなど新加入選手に注目が集まっています。オリックスはパ・リーグの優勝候補と目されており、キャンプ観戦者を大幅に伸ばしそうな雰囲気です」(地元関係者)
 両球団のキャンプ観戦者が巨人を上回る可能性は高い…。

 巨人は昨秋、クライマックスシリーズ終了後に予定していた宮崎・秋季キャンプをドタキャンし、ジャイアンツ球場に変更させた。準備を進めていた宮崎側がガッカリしたのは想像に難くないが、しかも、二次キャンプ地として、途中、沖縄に移動するスタイルを続けている。
 もちろん、巨人と宮崎の関係がギクシャクしているわけではない。しかし、『ソフトバンク&オリックス』のキャンプ観戦者が巨人をうわまわるようなことになれば、途中で沖縄に移動する巨人に対する態度、考え方も変えてくるのではないだろうか。筆者はもっとも施設が充実している春季キャンプ地は、巨人の宮崎県総合運動公園だと思っている。巨人は宮崎に感謝する言葉を発する機会をもっと増やすべきではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)

※経済効果に関する数値は金融機関等が調査したものもありましたが、本サイトは宮崎県庁が公表しているものを引用いたしました。

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