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張本氏、“犬猿の仲”といわれる野村克也氏を「暗に批判」? やはり2人は共演NGなのか

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張本勲

 19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が犬猿の仲といわれる野村克也氏を暗に批判するシーンがあった。

 発端となったのは、日本時間の15日に行われたアメリカ・メジャーリーグ・ドジャース対ジャイアンツの試合。ファールを打ったドジャースの選手が悔しがる仕草を見せ打席を外したところ、捕手がなにかクレームを付けた模様で、大乱闘に発展。関口宏によると、捕手が打者に「早く打て」と言ったのだという。

 これを見た張本氏が「喝」と絶叫。そして、乱闘の原因はキャッチャーだとして、「余計なこと言わなければいいのよ。やっぱり言ってますよ。『かっこつけないで早くバッターボックス入れよ』くらいは言ってますよ」と捕手を批判。

 続けて、「バッターは打ち損じてるから悔しいよ。折ったんならバッターも喝だけど、そういうキャッチャーも日本におりましたよ。いけないよ、そういうこと言っちゃね」

 と糾弾する。関口宏から「有名な人ですか?」と聞かれると、「そうそう有名な人だけどね。だから、本当はそういうこと言っちゃいけないよ。真剣勝負なんだから」と激しく糾弾した。

 張本氏の言う「有名な人」とは、ささやき戦術で有名な南海ホークスなどで捕手を務めた野村氏であることは明白だ。

 2人は現役時代から犬猿の仲として知られており、有名なエピソードとして野村氏が打席に入った張本氏に対し、「態度はでかいけどナニは小さい」と囁いたところ、狙い通り張本氏が凡退。ところが次の打席、怒りに震えた張本氏がわざと空振り。そのバットで、野村氏の頭を叩いたという伝説がある。

 そのことを根に持っているのか、野村氏は2017年、TBSの野球中継にゲスト出演した際、張本氏について「バッティングだけしか興味がない。守備なんていないと同然」「内野安打のときは速いがピッチャーゴロのときは走らないよ。バッターボックスからそのままUターンベンチに帰ってくる」と猛批判。

 さらに、「TBSの朝のテレビで色々選手批判してるけど、彼は選手批判する資格ないですよ」「同じ世代で野球をやった人間として彼の談話を聞いていると、『お前そんな人のこと事言う権利あるか』とテレビに向かって文句を言っている」「彼の側ではこの話はしゃべれないよ。手が早いからバーンとぶん殴られそうだから」と猛烈にこき下ろしたことがある。

 張本氏は直接的に野村氏についてコメントしたことはないが、今回のように捕手批判をする際、暗に野村氏を連想させる発言をすることがある。実際、『サンデーモーニング』に野村氏が出演したことはなく、今回の張本氏の発言を見ても、2人の仲はやはり最悪のようだ。

 ともあれ、両者お互いの打撃技術を認めあっているのも、事実である様子。また、2016年にはTBSの『S1』で、共演したこともある。実際のところどう思っているのかは、本人しかわからない。

 可能であれば、野村氏に『サンデーモーニング』内で張本氏に喝を入れてほしいものである。

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