search
とじる
トップ > 社会 > 小向美奈子逮捕で芸能界売春ネットワーク摘発か?

小向美奈子逮捕で芸能界売春ネットワーク摘発か?

 覚せい剤取締法違反の疑いで22日に逮捕されていたことが判明した元タレントの小向美奈子容疑者(23)。昨年、週刊誌で芸能界の“売春ネットワーク”について赤裸々に語った同容疑者だけに、警視庁はその方面にも関心を寄せることは必定。さらに、同容疑者の逮捕は別の方面にも波及しそうだというのだ。

 警視庁によると、小向容疑者は昨年6月下旬、東京・新宿区の交際男性宅で微量の覚せい剤を共同所持していた疑い。その件で逮捕状が出ており、22日夜、東京・六本木の路上で警視庁の捜査員に身柄を押さえられ逮捕された。小向容疑者は調べに対し、「覚せい剤というものは知りません」と容疑を否認しているという。
 「小向容疑者は昨年9月、精神不安定や、音信不通の状態が続いたことなどを理由に所属事務所を解雇されたが、以前から薬物使用のうわさがあり、後々、事件かすることを恐れた所属事務所が解雇に踏み切った」(芸能プロダクション関係者)
 事務所から解雇された後、小向は一部週刊誌で「売春を副業にしているタレントがいる」など芸能界の“売春ネットワーク”の存在を赤裸々に暴露したものの、「(私は)神様に誓ってやっていない」と自らの売春は否定していた。

 「あれだけ赤裸々に語れた理由は、小向容疑者がタレントと客の“窓口”になっていたからだという見方もできる。警視庁はあの記事に関心を寄せ、芸能界の売春ネットワークを一網打尽にすべく、小向容疑者に事情聴取を行う予定だった。今回、別件とはいえ逮捕したことで、その方面のことについて取り調べが及ぶと思う」(社会部記者)
 そんな小向容疑者だけに、記事を掲載した週刊誌も、掲載にはかなり慎重になったようだ。
 「取材は何回かに分けてやったようだが、その理由は小向容疑者の話が支離滅裂で、話が疑わしかったから。記者が目の前にいるのに、ずっと誰かと携帯で話し込んだり、メールをやっていたり行動が明らかに異常だったという。さらに、その週刊誌に掲載されたグラビアの写真が明らかに不自然なやせ方だった」(週刊誌記者)

 小向容疑者の逮捕により、脈々と芸能界にはびこってきたとされる“闇”にメスが入る可能性が高いようだが、別の方面に捜査の手が及ぶこともありそうだという。
 「昨年、警察庁が脱税で、ある個人投資家を逮捕した。その投資家の周辺を洗ったところ、小向容疑者の名前が出て、投資家は『小向に150万円渡した』と供述したようだ。おそらく、その150万でタレントを買った疑いが強く、売春あっせん容疑で小向容疑者が取り調べを受けると思われる」(先の社会部記者)
 麻薬、売春、売春あっせん。小向容疑者に対する今後の捜査の行方が注目される。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ