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離婚に逆上! 母子6人を殺害した32歳ヒモ父親の鬼畜

 さぞかし無念であったろう! 殺害された妻のインスタグラムには5人の可愛い子供たちの画像が投稿されている。

 「ナイフで妻と子供を刺して自宅に火を放った」
 パニック状態の男が茨城県警日立署に出頭したのは、10月6日午前5時頃だった。同署が日立市内の県営アパート1階からの出火を確認後、消防によって約50分後には鎮火。部屋からは男の説明通り、5遺体が発見、残る女児は搬送先の病院で死亡が確認された。
 「2LDKの部屋の玄関を入ってすぐの、6畳和室付近が激しく燃え、そこから遺体が次々と発見された。ガソリンをかけて燃やされており、判別も難しい状況でした」(捜査関係者)

 殺人の疑いで緊急逮捕されたこの男は、小松博文容疑者(32)。犠牲となったのは妻の恵さん(33)ほか、長女(11)、長男から四男までの、それぞれ7歳、5歳と3歳の双子だった。
 「夫婦が知り合ったのは、恵さんがまだ大学の薬学部を出たばかりの頃で、出会い系サイトの掲示板がきっかけだったと聞いている。その後、すぐに長女ができたのですが内縁関係にあり、一緒に住んだり離れたりを繰り返していた。7年ほど前に現在の部屋で同居するようになって、一番下の2人の子が生まれてようやく入籍したようです」(恵さんを知る人物)

 しかし恵さんが調剤薬局で勤める一方で、小松容疑者は仕事が長続きせず、ほとんど家に金を入れることがなかったという。
 「彼は肩と足に刺青を入れ、薬物中毒にもなったことがある典型的なワルでした。車やバイクを改造して乗り回し、薬が切れると家族に暴力を振るっていた。最近の生活ぶりについても周囲に『女房から金をもらって遊んでいる』と平然と話していたそうで、今年6月から勤め始めた市内の自動車関連会社も、9月末からは休んでいたのです」(小松容疑者を知る人物)

 その休みを取り始めたのが9月28日のことで、会社へは「妻の体調が悪いので2〜3日休む」と伝えていたという。さらに事件の4日前には、「1週間休む」と電話で届け出ていたのだが、そこには追い詰められた小松容疑者の状況があった。
 「恵さんはヒモ状態の旦那に愛想を尽かし、離婚を決意していたのです。それを決意させたのは、他に新しい男性ができたことでした。9月末には旦那も渋々離婚に同意したそうで、離婚届を用意して詰めの話し合いをする予定だったのが、10月6日の事件当日だったのです。計画的犯行だったのでしょう」(恵さんの知人)

 5月6日のインスタグラムには5人の子供たちが沢山の鯉のぼりと一緒に写っている…あまりにも切ない光景だ。

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