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NHK「紅白」裏の視聴率戦争 日テレ、TBSが飛躍! テレ朝、フジはテレ東にも負けて惨敗!

 2013年大みそかに放送されたNHK「第64回NHK紅白歌合戦」の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は、第1部(午後7時15分〜8時55分)が36.9%、第2部(午後9時〜11時45分)が44.5%だった。第2部は6年連続40%超えで、過去10年で最高。

 これにより、「紅白」第2部は、TBS系連続ドラマ「半沢直樹」最終回の42.2%を上回って、年間最高視聴率を記録した。

 デーブ・スペクターがTBSの番組で、「『紅白』は第1部と2部を足した平均は40.7%で、『半沢直樹』に勝っていない」といった趣旨の異議を唱えたが、確かに「紅白」と「半沢」と、どちらが真の最高視聴率だったか、物議をかもしそうだ。

 気になる「紅白」の裏の民放の視聴率戦争だが、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」が、第1部(午後6時30分〜9時)=19.8%(前年16.8%)、第2部(午後9時〜深夜0時30分)=17.2%(16.5%)と前年より上昇。日テレ・ダウンタウンが4年連続民放トップの座を守った。

 前年より、飛躍したのがTBSのスポーツバラエティ「年またぎスポーツ祭り!KYOKUGEN2013」で、ボクシング・井岡一翔の世界戦を放送した第2部(午後8時31分〜9時30分)で14.5%をマークし、民放2位。前年は11.9%だったため、2.6ポイントアップし、「大みそか=井岡」のイメージがすっかり定着した格好。

 ただ、「KYOKUGEN」は第1部(午後6時〜8時31分)=9.3%、第3部(午後9時30分〜10時30分)=8.0%、第4部(午後10時30分〜11時55分)=6.1%と、井岡の世界戦以外の時間帯では2ケタ台を獲れなかった。

 ここ数年、健闘しているテレビ東京は「第46回年忘れにっぽんの歌」(午後7時〜9時30分)が5.9%(前年7.8%)で前年より下降したが、「紅白」の裏と限定すれば、民放3位をキープ。3年目となったボクシング中継「THE BEST OF BEST ボクシング 夢の2大世界戦」(午後9時30分〜11時30分)は5.1%で、前年と同じ数字だった。

 テレビ朝日の「今年スゴかった人全員集合テレビ2013」は、第1部(午後6時〜7時)=8.2%、第2部(午後7時〜9時)=4.3%、第3部(午後9時〜11時44分)=3.4%、第4部(午後11時44分〜深夜1時30分)=6.3%。「紅白」と重なった第2、3部は5%を下回り、民放4位。

 予想通り、散々だったのはフジテレビの「祝!2020東京決定SP」で、第1部「スポーツ衝撃の生対決と伝説の名場面で最高のおもてなし」(午後7時〜8時49分)=2.0%、第2部「東京五輪夢と奇跡の物語」(午後8時55分〜11時45分)=2.5%と、目を疑うような低視聴率で民放最下位。

 大みそか「紅白」の裏で、3年連続惨敗を喫したテレ朝とフジ。各局が競ってこそ、視聴率争いにも興味が沸く。今年は両局とも、真剣に番組制作に取り組んでほしいものだ。
(坂本太郎)

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