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海外勢辞退相次ぎ真価問われる今年の東京モーターショーは“撮り派”より“乗り派”マニア向け

 千葉市の幕張メッセで10月24日から11月4日まで一般公開される「第41回東京モーターショー2009」の概要が日本自動車工業会から発表され、波紋を広げている。世界的な景気悪化を受けて出展社数は前回の241社から過去最少の108社へと激減。従前から予想されていたとはいえ、会場スペース半減の縮小開催でその真価が問われることになりそうだ。

 特に海外四輪メーカーの出展見送りが相次ぎ、記者発表当日に現代自動車(韓)が“ドタキャン”したため、ロータス(英)とアルピナ(独)の2社だけとなった。背景には自動車各社の経費削減がある。しかし、市場拡大を続ける中国では4月の上海モーターショーに1500社超が参加するなど「出展地の選別」も囁かれている。

 もちろん、自工会も手をこまぬいているわけではない。次世代車を含む最新モデルを来場者が運転できる試乗会を初めて実施するなど趣向を凝らし、入場者100万人を目指す構え。
 撮影専門マニアの“撮り派”から、乗車専門マニアの“乗り派”にターゲットを切り替えて勝負する。

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