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アイビスSD 夏は牝馬 カノヤザクラが急上昇

 暑さとの戦い、純然たるスピード争い。小細工ができない舞台だからこそ“直千競馬”は牝馬が強い。「第8回アイビスSD」(JpnIII 新潟芝1000m 20日)の追い切りが17日行われ、カノヤザクラが上昇急を告げるフットワークを披露した。休み明け3走目で走りごろ。長くいい脚を使える特性を直線競馬で存分に発揮しそうだ。

 夏は女の季節。カノヤザクラがジワジワと調子を上げてきた。
 「前走後はグリーンウッドへ短期放牧に出してリフレッシュした。いい雰囲気で戻ってきたし、ケイコの動きも日増しに良くなってきている」と櫨山助手はうなずいた。
 その前走・CBC賞は5着。後方からしっかりした末脚を使ったように、惨敗したテレビ愛知オープンからはかなりの進境が見られた。
 「テレビ愛知のころは体調が良くなかったからね。淀短距離Sの後、放牧に出したらガタガタになって、一から立て直さざるを得なかった。だから当時はその影響がまだ残っていた」
 そこから使われつつ気温の上昇とともに、本来の鋭い動きを取り戻してきた。「前走だって前が壁になっていなければ、もっと際どかった。不完全燃焼の競馬で5着するんだから力はある」とポテンシャルには自信をもっている。
 あとは直線競馬への適性がどうか。新潟自体が初めてだけに気になるところだが、「徐々に加速して長くいい脚を使えるタイプなので合うと思うんだ」。持ち前のスピードと切れ味を存分に生かせばいい。櫨山助手は最後まで強気に構えていた。
 サマースプリント女王へ、カノヤザクラがピタリと照準を合わせた。

 【最終追いVTR】小牧騎手を背に、坂路で単走。ラスト1Fをすぎてから軽く肩ムチを入れられた程度だったが、反応は抜群。弾むようなフットワークでゴール板を駆け抜けた。絶好調だ。

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