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球界サプライズ裏 本誌入手! 松井秀喜と共同で「レイズ買収」へ動き出した孫正義社長(1)

 今シーズン、パ・リーグ優勝と日本シリーズ制覇を遂げた孫正義オーナー率いる福岡ソフトバンク・ホークス。巨人に代わって球界の盟主を不動にしたことで、興味の的はメジャーリーグ進出に向けられている。
 「当初の構想では、日本一チームとワールドシリーズチャンピオンが真の世界一の名誉を懸けて決定戦を実現させることでした。しかし、メジャー側がワールドシリーズの価値を下げかねないとの危惧から反対の声が多く、暗礁に乗り上げていた。そこで今度はメジャー球団を買い取り、米球界進出にかじを切ったのです。究極の目標は孫氏が所有する日米の球団がそれぞれのチャンピオンになり、リアルワールドシリーズを開催することです」(大手広告代理店)

 狙いを付けているターゲット球団は、フロリダ州タンパを本拠地とするレイズだという。ア・リーグ東部地区に属し、黒田博樹、田中将大、イチローが所属するヤンキース、上原浩治が守護神を務めるレッドソックス、名門オリオールズ、川崎宗則のブルージェイズが地区優勝を争う、メジャーリーグの中でも屈指の人気エリアである。
 実はレイズをめぐっては、同球団のOBでもある松井秀喜氏がヤ軍時代の盟友で、今季限りで引退したデレク・ジーター氏と共に球団買収に動いているという情報も囁かれている。松井氏はメジャー移籍した2003年から7年間、ジーターと共にヤンキースでプレーし、'09年には世界一に輝いた。お互いがそれぞれの引退式に駆け付け、友情を確認するとともに“メジャー球団の共同購入”を話し合っていたという。

 そこで浮上したのが、松井氏がかつて4番を務めたレイズ。買収には10億ドルが必要とされ、2人は共同経営する投資家を模索しようとしているのだ。
 円に換算すれば約1180億円。円レートが1円動くごとに10億円が変動する気の遠くなるような金額だが、個人資産だけで184億ドル、世界長者番付42位で日本トップの孫氏ならどうにでもなる額。松井氏の球団買収の情報をキャッチし、孫氏もすでに調査を開始しているという。
 「孫氏の資産額は今年3月に米経済誌フォーブスが報じたもので、前年の2倍以上になっていた。米携帯電話3位のスプリント社買収でソフトバンクの株が上昇したからです。いや、今年はさらに資産を増やしている。中国のインターネット通販最大手アリババがアメリカ市場に上場したことで、同社株式の約3割を持つ筆頭株主のソフトバンクが8兆円近い含み益を得たからです。これも全て14年前に孫氏が、アリババの創業者で現会長の馬雲(ジャック・マー)氏に20億円をポンと投資したのが大バケしたわけで、孫氏にしてみれば予想外のボーナス。そこで得た資金をレイズ購入に充てる考えなのでしょう」(全国紙経済部記者)
 そう考えると、いろいろなところでツジツマが合う。

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