search
とじる
トップ > 社会 > 東急電鉄社員が勤務先の東急電車内で痴漢

東急電鉄社員が勤務先の東急電車内で痴漢

 電鉄会社の社員がよりによって、自身の勤務する会社の電車内で痴漢行為をはたらくという、笑うに笑えない事件が起きた。

 神奈川県警高津署は4月13日までに、東急田園都市線の電車内で女性の胸を触ったとして、東京、神奈川両都県の迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、東急電鉄社員・富永章夫容疑者(56=神奈川県横浜市青葉区)を現行犯で逮捕した。犯行時、電車が東京都と神奈川県の間を走行中であったため、両都県の条例を適用した。冨永容疑者は酒に酔っており、「やっていない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は12日午後11時半〜11時45分頃、東急田園都市線下りの普通電車内で、東京都世田谷区の池尻大橋駅から神奈川県川崎市高津区の梶が谷駅までの区間で、横浜市青葉区の女性会社員(32)の胸を触った疑い。抵抗する女性を、背後から羽交い締めにするなどし、約15分間触り続けたという。女性の近くにいた会社員の男性(44)が、痴漢行為に気付いて、冨永容疑者を取り押さえ、梶が谷駅で駅員に引き渡した。

 東急電鉄によると、富永容疑者は82年に東急グループの関連会社である東急建設に入社。4月1日付で東急電鉄(本社・東京都渋谷区)に出向となり、営業本部営業推進部主査として、10日から勤務を始めたばかりだった。事件を起こした12日は、本社で勤務した後、横浜市青葉区の東急グループの寮に帰宅する途中だったという。

 東急電鉄は「事実関係が確認されたら、厳正かつ適正に対応する」とコメントした。
(蔵元英二)

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ